「KEIRINグランプリ2022」出場選手インタビュー！vol. 2

開催間近の「KEIRINグランプリ2022」出場選手に聞く意気込みとファンへのメッセージ

12月20日（火）、都内ホテル会場にて、「KEIRINグランプリ2022」ならびに「ガールズグランプリ2022」に出場する全16選手のリモート出演による「KEIRINグランプリ2022共同記者会見」が行われた。

本記事では、前回の記事で紹介した古性優作選手（大阪・100期・1番車）、郡司浩平選手（神奈川・99期・2番車）、新山響平選手（青森・107期・3番車）に続き、「KEIRINグランプリ2022」に出場する計9選手に行ったインタビュー内容を車番順に紹介する。

■守澤太志　選手（秋田・96期）
4番車

―昨年は広島記念に負った怪我でＧＰはもちろん、影響の残る今年の前半戦も不本意な競走だったかと思います。ただ夏場以降は目覚ましい復調ぶりで、GⅠでの好走も増え、11月には四日市で記念優勝もされました。そうした1年を過ごされてきて、振り返ってみるといかがですか？

（守澤）前半戦では骨折からの修正が上手くできず、自分の未熟さを痛感しました。5月ぐらいに調整方法というか、調子を戻すコツを見つけて、そこからはいい流れでここまで来れました。

―そうして調子を上げてこられた中で、今現状で守澤選手が思うご自身のストロングポイントは？

（守澤）最後の直線でのタテ脚とコース取りでしょうか。あとは諦めの悪さですね(笑)。ヨコに関しては慎太郎さんの域にはまだまだ到達していないかなと。

―それでは最後に、守澤選手のファンの皆さん、そしてGPに向けての意気込みをお願いします。

（守澤）GPは一番目立つレースなので、ゴール前でしっかり目立ってファンの方たちに喜んでもらえるよう頑張ります。（連続優勝中の4番車への）プレッシャーはありませんが、あやかれるように(笑)。

■松浦悠士　選手（広島・98期）
5番車

―賞金ランキング2位でのGP出場ながら、今年はあまり良くない1年だったと共同記者会見でもおっしゃっていました。具体的にはどういった部分でそう思われるのでしょうか？

（松浦）まず優勝回数が去年よりも少なかった点、そして何よりGⅠでの優勝がありませんでした。あとは自分で納得が行くレースが少なかったこともあります。獲得賞金については賞金額自体が上がっていますし、多かったから良かったということでもないかなと。

―その良くなかったと思う中でも好成績を残されたからには、武器となる強味があったかと思いますが、ご自身ではそれは何だと思いますか？

（松浦）レース展開を読む力と、それに応じて走れること。あとはもしタテ脚ではかなわなくても、捌いて差したりできる自在性ですね。

―それでは最後に応援して下さるファンの方たちへのメッセージと、GPへの意気込みをお願いします。

（松浦）今年の目標は賞金王になることですので、優勝して賞金王になります！ 応援してください！

■平原康多　選手（埼玉・87期）
6番車

―今年は怪我もありながら記念開催で四度の優勝。また生涯獲得賞金15億円突破も達成し、10年連続でのGP出場となりました。まずはここまで1年を振り返ってみていかがですか？

（平原）GⅠ優勝を目標にしていますが、それができなかったのは悔しいですね。落車もありましたが大きな怪我がなかったので、悪い時も大きく崩さずに走れた点は良かったと思います。

―平原選手を「最強のオールラウンダー」と評されるファンの方も多いですが、ご自身では自分の強みはどこだと思いますか？

（平原）状況判断力でしょうか。脚力の部分だと（自分よりも）ある人が皆さん揃っているので。

―悲願とも言える平原選手のGP優勝を願っているファンの方が多くいらっしゃいます。その方たちに向けてのメッセージ、そしてGPへの意気込みをお願いします。

（平原）結果を出せていないことで、ファンの方たちにはずっと歯がゆい気持ちをさせているかと思いますが、最後まで諦めない気持ちで頑張ります。