浅野翔吾が一時同点のタイムリースリーベースヒット

7月28日、戸田球場で行われたイースタン・リーグのヤクルトスワローズ戦に、「7番・中堅」で先発出場した浅野翔吾は、4打数2安打1打点。一時同点のタイムリースリーベースヒットを放つなど、今シーズン7度目のマルチヒットを記録。7月初めに坂本勇人からもらった助言で進化を続ける打撃で1軍再昇格へアピールした。

4回、1アウト1塁の場面で打席に立った浅野翔吾は、ヤクルトスワローズ先発の高梨裕稔の5球目141kmシュートを引っ張り、右中間へ運ぶ一時同点のタイムリースリーベースヒットを放った。

さらに、8回2アウト1塁の場面で打席に立つと、浅野翔吾はヤクルトスワローズ3番手・近藤弘樹の3球目141kmシュートを捉え、レフト線へツーベースヒットを放ち、2アウトながら2、3塁のチャンスを演出。しかし、香月一也がファールフライに倒れ、得点は得られなかった。

浅野翔吾は、7日のDeNAベイスターズで1軍初昇格を果たす。そこから約2週間の1軍生活では代打や代走で3試合に出場したが、3打数無安打3三振とプロ初ヒットは生まれず、21日に出場選手登録を抹消されていた。

1軍再昇格へ新たに意気込みを示した浅野翔吾は、7月初めに坂本勇人からもらった助言を元に進化を続け、2軍降格後初のマルチヒットを三塁打と二塁打1本ずつの長打2本を放って見せた。

坂本勇人の助言で打撃覚醒の予感漂う浅野翔吾が1軍再昇格を果たし、1軍での初ヒットを早く見せてもらいたい。