秋広優人が10か月ぶりのホームランとなる1号2ラン

5月26日、エスコンフィールド北海道で行われたイースタン・リーグの日本ハムファイターズ戦に、代打で途中出場した秋広優人は、1打数1安打2打点1HR。10か月ぶりのホームランとなる1号2ランホームランを放ち、1軍再昇格へアピールした。

9回、1アウト1塁の場面で打席に立った秋広優人は、日本ハムファイターズ5番手・松本遼大の2球目146km内角低めのストレートを捉え、低い弾道の打球でライトスタンドへ10か月ぶりのホームランとなる1号2ランホームランを放った。

秋広優人は、開幕2軍スタートとなるも、5月上旬に1軍昇格を果たし、1軍では7試合に出場し、打率.211と結果を残せず、5月20日に出場選手登録を抹消されていた。

2軍降格時に、二岡ヘッド兼打撃チーフコーチからは形は悪くないと伝えられ、バッティングの方向性は間違っていないことを再確認し、相手バッテリーの考えを読み、対策を打つ頭脳面での準備不足という課題も伝えられた。

公式戦では昨年7月23日のDeNAベイスターズ戦で右中間スタンドへ運んだ10号ソロホームランを放って以来の本塁打となった秋広優人について、桑田2軍監督はすばらしい打球と絶賛し、秋広優人完全復活を促す一打になるのではないかと期待を寄せた。

10か月ぶりのホームランで最短1軍再昇格へ前進した秋広優人には、1軍で出場機会を増やしている萩尾匡也、オコエ瑠偉ら巨人若手外野陣に負けじと、スタメン争いに割って入ることを期待したい。