豊田寛が9試合ぶりに3安打猛打賞

8月4日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲で行われたウエスタン・リーグのオリックスバファローズ戦に、「6番・左翼」で先発出場した豊田寛は、3打数3安打。9試合ぶりに3安打猛打賞を記録し、打率.325と打撃好調で、1軍再昇格へアピールした。

2回、1アウト1塁の場面で打席に立った豊田寛は、オリックスバファローズ先発の山下舜平大の4球目152kmストレートをライトへヒットを放ち、片山雄哉の先制タイムリーヒットを呼び込んだ。

さらに、4回2アウト走者なしの場面で、豊田寛は再び山下舜平大の5球目150kmストレートをセンターへ運び、マルチヒットを記録。

最後は、7回1アウト一塁の場面で打席に立つと、豊田寛はオリックスバファローズ3番手・中田惟斗の5球目139kmツーシームをセンターへヒットを放ち、9試合ぶりに3安打猛打賞を記録した。

豊田寛は今シーズン、開幕2軍でスタートするも、6月7日に1軍昇格を果たし、13日のオリックスバファローズ戦でスタメンに抜てきされ、プロ初安打をマーク。しかし以降は代打などでの出場が続き、7月は5試合に出場して、7打数ノーヒット、11試合で19打数4安打、打率.211と結果を残し続けられず、7月25日に出場登録を抹消されていた。

9試合ぶりに3安打猛打賞を記録し、打率.325と打撃好調で、1軍再昇格へ猛アピールした豊田寛には、3安打猛打賞の近本光司、8号3ランホームランを放った佐藤輝明と共に強力阪神タイガース打線を形成してもらいたい。