郡拓也が勝ち越し適時打&2か月ぶりの2号ソロHR

8月28日、ジャイアンツ球場で行われたイースタン・リーグのオイシックス戦に、「6番・一塁」で先発出場した郡拓也は、4打数2安打2打点1HR。勝ち越しタイムリーヒットに、2号ソロホームランを放つなどマルチヒットを記録し、1軍再昇格へアピールした。

初回、2アウト1、2塁のチャンスの場面で打席に立った郡拓也は、オイシックス先発の笠原祥太郎の2球目113kmカーブをレフトへ勝ち越しタイムリーヒットを放った。

さらに、5回1アウト走者なしの場面で、郡拓也はオイシックス2番手・能登嵩都の3球目111kmカーブをレフトへかっ飛ばし、2か月ぶりの2号ソロホームランを放ち、マルチヒットを記録した。

郡拓也は、8月23日に登録抹消され、27日の試合後に桑田2軍監督から、強くボールを捉える為にバットのヘッドを投手方向に倒し、バットが加速する距離を稼ごうと助言を受け、新打法に取り組んでいた。

新打法で、勝ち越しタイムリーヒットに、2号ソロホームランを放つなどマルチヒットを記録し、最短での1軍再昇格へ猛アピールした郡拓也には、小林誠司、岸田行倫が争う巨人正捕手の座だけでなく、内外野どこでも守れるユーティリティを武器に、岡本和真、坂本勇人を脅かす活躍を期待したい。