【巨人】平山功太が年俸約3倍増の1250万円で更改 !“高橋由伸型”恐怖の1番打者定着へ肉体改造で松井ゴジラ打線のレギュラー奪取

都内の球団事務所で行われた契約更改交渉において、読売ジャイアンツの平山功太が推定年俸420万円から約3倍増(830万円増、198%アップ)となる1250万円でサインした。プロ3年目の今季に支配下登録を掴み取り、一軍の舞台で鮮烈な印象を残した22歳の大砲候補は、来季の目標として「全試合での1番打者定着」と「レギュラー奪取」を力強く宣言した。

松井秀喜監督が率いる新体制のもと、“ゴジラ打線”のリードオフマンとして期待を集める平山功太は、現役時代に「恐怖の1番打者」として球史に名を刻んだ高橋由伸ヘッドコーチを理想像に掲げる。オフシーズンにはオーストラリアでのウインターリーグ参加と大幅な肉体改造を予定しており、真のブレークに向けた土台作りに着手している。


契約更改の概況:飛躍の3年目を経て年俸1250万円へ

球団の契約更改交渉において、平山功太は今季の推定年俸420万円から830万円増となる1250万円で契約を更改した。アップ率は実に198%増(約3倍)に達し、支配下登録初年度における球団からの高い評価を証明する形となった。

更改後、平山功太は、1発が打てる1番バッターがピッチャーは一番怖い。1番バッターを全試合打てるようにと語り、来季への強い意気込みを示した。今季途中に一軍で示した高い潜在能力をベースに、来季はシーズンを通して一軍の攻撃陣を牽引する姿勢を鮮明にしている。


育成からの歩みと支配下登録初年度のインパクト

瀬戸内高校から独立リーグのベイサイド・千葉を経て、2023年育成ドラフト7位で巨人に入団した平山功太は、身長185センチ、体重82キロの恵まれた体格を持つ右投右打の内野手である。入団からの2年間は二軍での出場が計5試合にとどまるなど下積み生活が続いたが、プロ3年目となる今季に急成長を遂げた。

2026年4月6日に支配下登録を勝ち取ると、直後の4月11日の東京ヤクルトスワローズ戦でプロ初安打を記録。さらに4月25日の横浜DeNAベイスターズ戦では、2回にプロ初本塁打となるソロアーチを放ち、一軍の舞台で即座に結果を残した。

支配下登録以降の主なハイライト

  • 4月6日:育成選手から支配下登録選手へ昇格
  • 4月11日(ヤクルト戦):プロ初安打を記録
  • 4月25日(DeNA戦):2回にプロ初本塁打(ソロ)を記録
  • 5月19日(ヤクルト戦):「1番・右翼」で先発出場し、初回にプロ初の先頭打者本塁打を記録

今季の打績と課題:長打力の発揮と怪我からの回復

今季の一軍において、平山功太は40試合に出場して打率.248、3本塁打、11打点、5盗塁を記録した。特筆すべきは放った3本の本塁打のうち2本が「先頭打者本塁打」であった点であり、相手投手に強い圧迫感を与えるリードオフマンとしての適性を早期に示した。

一方で、5月下旬には左太もも裏の肉離れを発症し、戦線離脱を余儀なくされた。シーズン終盤までのフル稼働を阻まれたことが今季最大の課題であり、来季に向けた補強ポイントとして「フルシーズン戦い抜く体力と耐久性の構築」が浮き彫りとなった。なお、二軍においては34試合に出場し、打率.283、3本塁打、19打点という安定した数字を残している。

カテゴリ出場試合数打率本塁打打点主な実績・特記事項
一軍成績40試合.2483本11打点(5盗塁)先頭打者本塁打2本を記録
二軍成績34試合.2833本19打点支配下昇格の原動力

目指す理想像:高橋由伸ヘッドコーチを追う「恐怖の1番打者」

平山功太が来季目指すスタイルは、高橋由伸ヘッドコーチ(51歳)のような「一発が打てて、走れて守れる三拍子そろった1番打者」である。高橋ヘッドコーチは現役時代の2007年に、日本プロ野球(NPB)記録となるシーズン9本の先頭打者本塁打を放った伝説的なリードオフマンとして知られる。

「1発が打てる1番バッター」という理想像について、平山功太は指導にあたる高橋ヘッドコーチの現役時代を目標に挙げながら、パンチ力とスピード兼備の打者として打線を引っ張る決意を語っている。松井秀喜監督が構想する強力打線において、相手投手に初球から脅威を与える存在となることが期待されている。


オフの取り組み:豪州ウインターリーグ参戦と92kgへの肉体改造

課題である体幹強化と怪我防止に向け、平山功太はオフシーズンに過密な強化プログラムを実施する。11月9日に日本を発ち、11月19日から開幕するオーストラリアのウインターリーグ(アデレード・ジャイアンツ)に参戦する予定だ。

武者修行への出発に先立ち、平山功太は松井監督へ事前報告を実施。松井監督からは海外の選手とやることによって得られるものもすごくあるから吸収して日本に帰ってきてと温かいエールを贈られた。ウインターリーグでは実戦感覚を養うとともに、食生活の見直しや怪我をしない体作りに注力する。

さらに、2月1日の春季キャンプインまでに、現在の82キロから6キロ増となる「体重92キロ」を目安とした肉体改造を掲げている。フィジカルのスケールアップを果たし、長打力と耐久性を兼ね備えた身体でキャンプを迎える計画である。


来季に向けた展望:定位置確保と“ゴジラ打線”の牽引

育成ドラフト7位からの支配下昇格、そして一軍での本塁打連発と着実にステップを登ってきた平山功太。年俸約3倍増という高い評価を受けた今オフは、彼にとって真のレギュラー獲得に向けた重要な転換点となる。

豪州での実戦経験とキャンプインまでの肉体改造を経て、一回り大きくなった姿で迎えるプロ4年目。「1番打者として全試合出場」という目標を果たしたとき、巨人の打線はさらなる威力を増すことになるだろう。育成出身の若い主砲候補が示す今後の成長に大きな注目が集まる。

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