なぜ「ボギーでいい」と思うと大叩きするのか?終盤のコースマネジメントの罠

「ここは無理せずボギー狙いでいこう」。

ラウンド終盤、スコアを守りたい時によく考えるこの戦略。

一見正しいコースマネジメントに思えますが、実はここに大きな落とし穴があります。

『ゴルフは気持ち』第13話「残り3ホールの闘い」のエピソードから、その理由を紐解きます。

「ボギーでいい」がスイングを狂わせる理由

ベストスコア更新が見えてきた主人公は、「ダボ・ダボ・ボギーならいける!」「ここはボギーでもぜひともボギーが欲しい!」と、結果から逆算してプレーをし始めます。

しかし、「ボギーでいい」という思考は、ターゲットを曖昧にしてしまいます。

「ティショットでいかにフェアウェイをとらえるか」という具体的な目的よりも、「数字(スコア)」への執着が勝ってしまい、結果的に体の動きが不自然になってしまうのです。

守りに入った時の「クラブ選択」の迷い

スコアを守ろうとすると、クラブ選択にも迷いが生じます。

「3オン2パットのボギーが確実になる…」と打算的にアイアンを選んだり、逆に「距離が欲しい」と欲を出して番手を上げたりした結果、池などのハザードに捕まる……。

「数字にとらわれて、むしろがんじがらめにされ、いつものゴルフができなくなる」という描写は、多くのゴルファーにとって耳が痛い事実です。

最高のマネジメントは「1打への没入」

集中力がある時は、自分が何番ホールにいるのかすら気づかないものです。

「いいスコアのときを振り返ってみればいい、もっとのびのびゴルフをしていたはずだ」と作中で語られるように、スコアの計算をやめ、「その結果がスコアだ」と割り切って目の前の1打に全集中することこそが、究極のコースマネジメントと言えるでしょう。

 

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