【朝のNG習慣】自律神経を乱して朝から疲れる最悪の目覚め方とは!?【脱・疲労回復「疲れないしくみ」をつくる脳の習慣】

カーテンを少し開けて寝て、光の力でゆっくり目覚める
大音量アラームは自律神経疲労をためる
寝坊しないよう、大きなアラーム音の鳴る目覚まし時計を使っている人も多いでしょう。しかし、眠っている状態でいきなり大きな音を聞くのは、脳にとっては強いストレスとなり、朝から疲れてしまいます。
睡眠中は副交感神経が優位の状態ですが、突然の大音量は興奮や緊張をもたらすものなので、一気に交感神経が優位になり、心拍数や血圧が急上昇し、自律神経のバランスを乱してしまうのです。
サイレンや警報音など、人間に注意を促したり危険を知らせたりする音は、動物としての本能を利用して設計されています。動物は、天変地異などを知らせる雷や豪雨、落石、倒木などの音、捕食者である天敵の雄叫びなど大きな音を聞くと、身の危険を察知して恐怖を感じ、臨戦態勢となって極限まで緊張して、逃げ出すようにできています。つまり、人間も含む動物を一気に臨戦態勢にさせるものなのです。
朝からいきなり脳を疲れさせるのはやめて、野生動物を見習ってみましょう。彼らは、毎朝太陽の光で自然と目を覚まします。私たちも、朝は太陽の光で目覚めるのがベストです。
日の出と起床時刻が近いときは、カーテンを少しだけ開けたまま寝て、朝になると部屋に光が差し込むようにしましょう。日の出時刻と起床時刻が異なる時期は、セットした時刻になると優しい光を発して起こしてくれる目覚まし時計もあるので、そういったアイテムを使ってみるのがいいかもしれません。
また、大きなアラーム音ではなく通常の音量で、朝のラジオのニュースなど自分に関心のある情報で起きるのも、物理的な刺激でなく脳を生理的に優しく覚醒に導く最良の起床法です。
【出典】『脱・疲労回復 「疲れないしくみ」をつくる脳の習慣』著:梶本修身
【書誌情報】
『脱・疲労回復 「疲れないしくみ」をつくる脳の習慣』
著:梶本修身
現代の疲労は「疲れたら休む」では遅い!
≪脳から「疲れないしくみ」をつくる最新疲労医学≫
「休んでも疲れがとれない」「疲労感を誤魔化しながら働いている」――多くの人が、こうした状態で日々を過ごし、疲れては休み、回復しきらないでまた疲れ…を繰り返しているのではないでしょうか。
これまでは、このようにたまった疲労を取り除く「疲労回復」の考え方が中心でした。
しかし、最新の疲労医学では、そもそも疲れないようにする「脱・疲労回復」の方法が明らかになっています。
本書は、そんな「疲労の無限ループ」から抜け出すための最新メソッドを解説します。
カギとなるのは「ワーキングメモリ」。
これは複数のことを同時に処理し、脳の負担を分散させる力です。
アスリートが全身を連動させて効率よく動くように、脳もワーキングメモリを使いこなすことで疲れにくくなります。
「その日の出来事を“タグ付け”して記憶する」
「悩みを3つに分類してメモリーの無駄遣いをやめる」
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