千年の都が築いた美意識!世界遺産「古都京都の文化財」17構成資産の歴史と特徴【眠れなくなるほど面白い 図解 世界遺産】

\日本の世界遺産/

【古都京都の文化財】寺社・城が映す千年の都の美意識

794年に平安京が置かれて以来、京都は千年以上にわたり日本の文化や政治、経済の中心でした。政治の実権が鎌倉や江戸に移った時期もありましたが、明治時代に首都が東京に遷るまで、宮廷文化や宗教、芸術の拠点として発展し、平安から江戸時代にかけて、各時代を象徴する建造物や庭園が数多く生まれました。

特に12世紀までの神社や寺院に用いられた和様や、16世紀末から17世紀初頭に広がった装飾性の強い桃山様式など、日本建築を代表する様式の数々が京都で磨かれ全国へ伝わりました。

さらに、自然と建築を調和させた庭園造りは、世界の造園にも大きな影響を与えています。世界遺産には、京都府京都市・宇治市の16の資産と、滋賀県大津市の延暦寺を合わせた17の構成資産が登録されています。

京都市内の住所「上る・下る・東入・西入」は碁盤の目状に区分けされた平安京に由来し、「上る」は御所(内裏)の方角とされる。


【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 世界遺産』監修:宮澤 光

【監修者紹介】
宮澤 光(みやざわ・ひかる)
NPO法人世界遺産アカデミー主任研究員。北海道大学大学院博士後期課程を満期単位取得退学。仏グルノーブル第Ⅱ大学留学。2008年より現職。跡見学園女子大学非常勤講師。世界遺産に関するさまざまな書籍の編集・執筆・監修を手掛けるほか、「チコちゃんに叱られる!」(NHK)などの多くのメディア出演や、全国各地で100本を超す講演・講座を実施している。著書に『13歳からの世界遺産』(マイナビ出版)、『世界遺産のひみつ』(イースト・プレス)など。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 世界遺産』
監修:宮澤 光


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