セ最少失点で守り勝つ野球の基礎を整えた中日ドラゴンズ！！

7年連続Bクラスも収穫は有！守り勝つ野球の基礎は整った！

【2019シーズン成績】
68勝73敗2分
勝率 .482
得 点 563 ⑤
失 点 544 ①
本塁打90 ⑥
盗 塁　63 ④
打 率 .263 ①
防御率 3.72 ③

7年連続でBクラスになり、CSとはご無沙汰の中日。ただ、暗いニュースばかりではない。来季は期待が持てる内容だった。

打線では高橋周平が本格化。117試合に出場し、打率.293、7本塁打、59打点を記録。阿部寿樹も30歳を目前に初の規定打席に到達し、129試合で打率.291をマークした。大島洋平やビシエド、京田陽太など主力も堅調で陣容が固まった。

さらに高橋と阿部がスタメンに定着したことにより、内野守備が大幅に良化。京田陽太はゴールデングラブ賞こそ逃したが、一部には巨人・坂本勇人以上との声も根強く、ビシエドもハンドリングの名手。 球団トップのチーム45失策に収め、堅守のドラゴンズが帰ってきた。

残念だったのはアルモンテが負傷続きで49試合しか出場できなかったこと。右太ももや股関節のケガの状態は悪く、来季の契約も未定だ。

投手陣は大野雄大が最優秀防御率を獲得したが、先発ローテで固まったのは、柳裕也とロメロの三本柱まででそれ以降はかなり流動的。今季、枚数を欠いたことは決定的な事実だが、4番手以降で清水達也や山本拓実、梅津晃大が頭角を現しており、小笠原慎之介も後半戦に左肘と左肩の故障から復帰。希望の光は差し込んでいる。

リリーフ陣は田島慎二と谷元圭介が冴えない中、ロドリゲスが64試合で防御率1.64と躍動。岡田俊哉が53登板、福敬登が52登板と左腕3人がブルペンを支えた。若手ではR・マルティネス、藤嶋健斗も成長中。万全とは言えないが、停滞を脱し、新フェーズに突入している。

【TEAM LEADER】
打率 ビシエド .315
本塁打 ビシエド・福田永将 18本
打点 ビシエド 93打点
盗塁 大島洋平 30盗塁
登板 ロドリゲス 64試合
勝利 柳裕也 11勝
奪三振 大野雄大 156奪三振
セーブ 鈴木博志 14S
H P ロドリゲス 44HP

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