喜多隆介が決勝2点適時打含むマルチヒットで直近5戦打率.400

6月12日、静岡県草薙総合運動場公式野球場で行われたイースタン・リーグのくふうハヤテ戦に、「5番・捕手」で先発出場した喜多隆介は、4打数2安打3打点1四球。決勝の2点タイムリーヒット含むマルチヒットを記録。6試合連続安打で直近5戦打率.400と打撃好調で、1軍再昇格へアピールした。

5回、2アウト満塁のチャンスの場面で打席に立った喜多隆介は、くふうハヤテ先発の西濱勇星の4球目外角低めのストレートをコンパクトに振り抜き、決勝点となる勝ち越しの2点タイムリーヒットを放った。

さらに、7回2アウト2、3塁のチャンスの場面で、喜多隆介はくふうハヤテ2番手・藤岡好明の2球目カットボールをライトへ運び、ダメ押しのタイムリーヒットを放ち、マルチヒットを記録した。

これで1日のDeNAベイスターズ戦で2安打を放ってから、6試合連続安打を記録し、直近5戦打率.400と打撃好調で1軍再昇格へ向けて打撃でアピールが続いている。

喜多隆介は、5月21日に今シーズン初昇格を果たしたが、1軍では1打数ノーヒットに終わり、5月31日に2軍降格となり、2年ぶりの1軍でのヒットはお預けとなっていた。

決勝2点適時打含むマルチヒットで直近5戦打率.400と打撃好調で、1軍再昇格へ前進の喜多隆介には、小林誠司、岸田行倫が争う巨人先発マスク争いに割って入る存在になってもらいたい。