石井大智が1軍再昇格で湯浅京己の代役守護神目指す

6月15日、石井大智が約1カ月ぶりに出場選手登録され、オリックス・バファローズ戦の試合前練習からチームに合流した。

15日のオリックス・バファローズ戦から試合メンバーに入っている石井大智だが、未だ出場機会はなく、1軍再昇格後の登板でしっかり試合に入っていけるように準備を整えている。

石井大智は腰痛の為、5月12日に出場選手登録を抹消されていたが、6月7日のウエスタン・リーグの広島カープ戦で復帰登板。最速149キロの直球や決め球シンカーで、中村貴、持丸、二俣を3者連続三振で抑えていた。

6月10日の四国ＩＬ・香川オリーブガイナーズとのファーム交流試合で、腰痛から復帰し2度目の登板となった石井大智は、1回無安打無失点。2試合連続無失点を記録し、1軍再昇格への目処を立てた。

1軍では15日のオリックス・バファローズ戦で、1点リードの9回に登板した守護神・湯浅京己が頓宮裕真と杉本裕太郎にホームランを許している。湯浅京己は6月に入り3度目の救援失敗となり、16日に出場選手登録を抹消された。

守護神・湯浅京己が不在となった16日のソフトバンクホークス戦では、岩崎優が代役守護神を務め、わずか12球の危なげない投球で10セーブ目を挙げ、昨年に続く2桁セーブを挙げた。だが岩崎優が代役守護神で確定ではなく、石井大智が1軍復帰登板で好投を見せれば、守護神としての登板の可能性も十分考えられる。

1軍復帰登板で好投を披露し、石井大智には湯浅京己の代役守護神としてフル回転してもらいたい。