東京ヤクルトスワローズ2022シーズン『がっつり！プロ野球』期待のオーダーはこれだ！

12球団完全データファイル2022

ついにやってくる2022年シーズン。キャンプ、オープン戦、そして開幕に向け、12球団の最新戦力をしっかりとチェックしておこう！プロ野球は今年も熱くて、メチャクチャ面白い！

【今季の見所】先発陣の充実でＶ２へ視界良好！遊撃手のスタメン争いに注目

２０２１年は見事に日本一に輝いたヤクルト。昨季前半は先発陣に不安を抱えていたものの、後半戦に奥川恭伸と高橋奎二の左右の若手エース候補が台頭した。終盤に好投したサイスニードも残留し、新外国人の２人も先発候補。６枚目には原樹理や金久保優斗も控えており、今年も「ゆとりローテ」の活用で終盤戦までフレッシュさを保つことが可能だろう。　リリーフ陣は守護神・マクガフがカギを握る。日本シリーズで打ち込まれたように昨季は若干波が荒かった。石山泰稚が復調しているが、防御率１点台をマークできるような絶対的守護神が生まれれば、リリーフ陣はさらに盤石になる。

野手陣も塩見泰隆、山田哲人、村上宗隆ら主力が好調ならば、リーグ上位の破壊力を維持できるはず。唯一、昨季後半戦に攻略を許していたオスナが不安材料。昨季は代打の切り札を務めた川端慎吾のスタメン復帰＆オスナとの併用ならば、上積みの要素になりそうだ。競争スポットであり、大穴にもなり得るのはショート。日本シリーズでは西浦直亨が守備力と経験を買われてスタメンをもぎ取ったが、シーズンを通してみれば、やや脆弱。しかし、２軍では奥村展征がイースタン２位の打率・３０１を記録しており、武岡龍世、長岡秀樹らも数字を伸ばしている。元山飛優を加えて、ハイレベルなスタメン争いに期待したい。