行動体力と防衛体力の2つがカギ!子どもの学力と集中力を支える「本当の体力」【一生モノの体を戦略的につくる 伸びごはん】

体力がつくと学力も伸びる!

疲れやすい原因は体力不足?
いっぱい動ける体をつくるには?
体力の正体に迫りつつ、学力にもつながるさまざまなメリットをお伝えします。


筋力だけじゃない!「本当の体力」の定義

 「うちの子、疲れやすいみたい?」「すぐ体調を崩すのは体力がないせい?」などと心配する親御さんの声はよく聞かれます。「体力をつけましょう」ともよくいいますが、体力とは一体何でしょうか。単に走るのが速いことや、筋力があることを指すのではありません。

 体力は大きく2つに分けられます。ひとつは「行動体力」。行動体力とは、日常生活や遊び、運動を行うために必要な体力のことです。たとえば、長く歩いたり走ったりする持久力、物を持つ筋力、すばやく動く敏捷性、姿勢を保つバランス力などが含まれます。

 もうひとつは「防衛体力」。防衛体力とは、病気やストレス、環境の変化から体を守る力のことです。たとえ運動能力が高くても、この防衛体力が低いと、疲れやすかったり体調を崩しやすかったりします。ストレスに耐える力なども含まれます。目立ちはしませんが、日常生活を支える力です。

 体力は子どもの学力にも大きく関係します。「頭の良さ」に目が向きがちですが、それを支えているのは日々の体の状態です。いい換えれば、学び続けるための「体力」が土台にあります。この学ぶための体力は、行動体力と防衛体力のバランスによって成り立っています。どちらか一方だけでは、安定した学びは成り立ちません。たとえば、行動体力が高くても、防衛体力が低ければ、疲れが抜けず集中が続かなくなります。逆に、防衛体力が高くても、行動体力が不足していれば、そもそも学習を続けることができないのです。動く力と守る力が2つそろうことが大切です。

体力には2種類ある

行動体力(動く力)

●持久力 ●筋力 ●敏捷性 ●バランス力 など

“元気に遊び続けられる力”

防衛体力(守る力)

●免疫力 ●回復力 ●自律神経の働き ●ストレスに耐える力 など

=“体の調子を安定させる力”

体力がつくとメリットだらけ

学ぶ力につながる

長時間座って授業を受けたり、宿題に取り組んだりするための持久力や集中力といった行動体力は、学ぶ力につながります。

体調も安定する

疲労を回復し、ストレスに耐えられる防衛体力がつくと、体の調子が安定し、元気に日々過ごすことができます。

【出典】『一生モノの体を戦略的につくる 伸びごはん』著:沼倉裕堅 / 監修:藤原朋未 / イラスト:カヤヒロヤ

【著者紹介】
沼倉裕堅(ぬまくら・ひろかた)
医師、SBC 整形外科クリニック 西新宿本院 院長。東北大学医学部卒業。湘南藤沢徳洲会病院にて研修中、「仮骨延長法」に出会い、身長治療の道を志す。スカイ整形外科クリニックで整形外科医として経験を積んだ後、SBCメディカルグループに参画。現在はSBC整形外科クリニック西新宿本院の院長として、成長期のお子さんや、将来を案ずる保護者と向き合い、「のびのび先生」の愛称でも親しまれている。体の成長に悩むすべての方に対し、最適な選択肢を提示する医療を信条とする。専門分野は身長治療および整形外科一般。

【書誌情報】
『一生モノの体を戦略的につくる 伸びごはん』
著:沼倉裕堅 / 監修:藤原朋未


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□身長が低くて気になっている(遺伝かな…)
□朝起きられないのは体力がないせい?
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「うちの子、このままで大丈夫?」――身長、体力、学力。
気になりながらも、何をすればいいのかわからない。
そんな親の不安に、医学と栄養の視点から寄り添う一冊です。

本書のテーマは、「一生モノの体を戦略的につくる」こと。
実は、子どもの成長には期限があります。
身長が大きく伸びるのは思春期まで、神経や脳の基盤が整うのは12歳頃まで。
この成長のゴールデンタイムに、必要な栄養・睡眠・運動がそろうかどうかで、日々のパフォーマンスはもちろん、将来の姿も変わります。

しかし現代の子どもたちは、スマホやゲーム、塾や習い事で忙しく、外遊びや睡眠、栄養が不足しがち。
成長のチャンスを逃しやすい環境にあるといえます。
だからこそ今、親ができるサポートが重要です。

本書では、「身長・体力・学力(集中力)」を一本の線でとらえ、体や脳の成長メカニズムをわかりやすく解説。
さらに、忙しい家庭でも無理なく続けられる「伸びる食事」を、具体的なレシピとして提案します。

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明日の体も、10年後の可能性も、今日のごはんから変えられる。
今からでも、間に合います!

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