発達が気になる子の認知遊び

発達が気になる子といっしょに!
楽しい遊びを通して、子ども自身が困っていることの解決をめざす大人気シリーズ。

認知発達とは、見る・聞く・記憶する・覚える・考える・予測するなど、情報をキャッチし、物事を理解して考える力が育っていく過程を指します。

わたしたちは日常のなかで多くの情報を受け取り、その情報をあたまのなかで「整理して」、「次にどうするかを判断」しています。
認知発達はこの一連の過程を支える基盤であり、学習だけでなく、生活全般や人との関わり方に深く関係しています。

・遊びが続きにくい
・集団遊びに入りづらい
・指示が入りにくい
・切り替えが難しい
・ルールのある遊びが苦手 など発達が気になる子にとって、
認知発達を育む遊びは特に重要です。

本書で紹介する150個の「認知発達遊び」は、日常のなかで遊び、関わりながら、
その子のペースで認知の土台を育てていくためものです。
認知発達をつぎの7つの領域に分けて解説し、それぞれの領域を育てる具体的な遊びの提案をしています。
1知覚
2注意・処理
3記憶
4言語思考
5実行機能
6社会的認知
7メタ認知

診断の有無にかかわらず支援したいとき、「教える」より「育てる」関わりを大切にしたい場面などで、
それぞれの発達段階にあわせながら、無理なく取り入れられる遊びを紹介します。

風船としゃぼん玉だけでOK!子どもの注意の集中や持続力を育む「みるみるゲーム」

\7つの認知領域別遊びのレシピ/【こんな子におすすめ!】注意を向けるのが苦手な子、集中するのが難しい子 「みるみるゲーム」 遊び方 (1)しゃぼん玉や風船を子どもの目線の高さでとばして見せる。(2)しゃぼん玉は吹いてとば […]

「子どもは変えずに大人が変わる」発達が気になる子の行動が落ち着く認知遊びの視点

\認知遊びの目的/ 困った行動を認知の視点から見直す  おとなから見ると「困った行動」に見えることも、認知の仕組みから見ると“そうならざるを得ない理由”が隠れています。  たとえば「すぐ立ち歩くのは注意が続きにくいから」 […]

「子どもは1ミリも変えない」という視点が大切。発達が気になる子どもたちのための認知遊びの目的

認知遊びの目的 ☑子どもを観察すること☑困った行動を認知の側面から捉えなおす☑保護者への伝え方と連携 認知遊びの目的を整理する  認知遊びの目的は、子どもを「より標準的にする」ことではありません。大切にしたいのは、「子ど […]

集団遊びやルール遊びでつまずく子に効果的!「ひとり遊び」の重要性とは【発達が気になる子の認知遊び】

【コラム】「ひとり遊び」の重要性  ピアジェの認知発達理論によると、幼児期は「前操作期」にあたり、象徴的思考が発達しはじめる時期です。この時期の子どもは言葉やイメージで遊びを表現しますが、論理的な推論は未成熟で、視点の転 […]

【発達段階に応じた遊びの視点】3~6歳頃の子どもに必要な「試行錯誤する経験」とは【発達が気になる子の認知遊び】

遊びの支援ポイントとケーススタディ② 乳児期:感覚体験とやりとりを基盤にした支援幼児期:ルール・ステップの可視化と感情調整支援学童期:計画・協働・成功体験の積み重ね 発達段階に応じた遊びの視点② ●幼児期(3~6歳頃) […]

【臨床発達心理士が解説】すぐ手を差し伸べるのはNG!? 正解を教えるより「自分でわかった」を育む見守り方のコツ

\認知発達と「遊び」の関係/ 教えるより能動的に遊び、体験する  認知発達を育む遊びは、「教える」よりも「体験させる」ことを重視します。たとえば、パズルがうまくはまらないときには、おとながすぐに手を出して助けるのではなく […]
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