男の白シャツは装いの基本!美しい佇まいを作るケアと心構えとは【究極の私服/干場義雅】

※記事は書籍発刊当時の情報を掲載しています。現在の店名、商品名とは違っていることがありますことご了承ください。

干場的、究極の私服基本の10大アイテム【白シャツ】

定番だからこそ自分に合った1 枚を

白シャツは、自分のスタイルを形成する上で欠かすことのできないアイテム。とはいえ、世にはさまざまな素材やデザインの白シャツが存在します。何を選べば良いのか?

ここ「白シャツ」の章では、カジュアルスタイルにおける白シャツの選び方を、順序立ててレクチャーしていきます。


クリーニングから戻ってもすぐに着ない!

 白シャツのお手入れについては、人それぞれ方法があるとは思いますが……。僕の場合は、なるべくキレイな白い状態のままで着たいので、1日着たらクリーニングに出します。もちろん自分で洗うこともあるのですが、洗う手間暇や時間を考えると、忙しい僕にとってはクリーニングに出してしまった方が効率的なのです。

 ただし、クリーニングに出したからといって、完璧に仕上がってくるわけではありません。なぜかというと、折り畳まれて仕上がってくるからです。クリーニングから上がってきたら、着る前に畳みジワがついた状態を、すべてアイロンでプレスし直して着ています。特に、袖口のカフに入ってしまった畳みジワの線や、肩の部分が半分に折られた畳みジワは美しくありません。畳みジワは、あくまで畳みジワ。着たことによって入る、美しい着ジワではないのです。

 クリーニングのサイクルは、5枚まとめて出し、それが戻ってきたら別の5枚を預けるという循環をしています。傷んできたら2〜3枚買って、替えていきます。白シャツは、最低でも春夏3枚、秋冬3枚ぐらいあると、ローテーションしながら長く着ていけるはずです。

着られなくなるまで着たらどうする?

 白シャツは、長年、着続けていれば、必ず傷んでしまう消耗品です。着られなくなってしまった場合は、ボタンを全部取ってボタンは再利用し、布部分は捨てます。昔は襟を取ってバンドカラーにして着てみたり、染めたりもしたのですが……、正直あまり着ませんでした(笑)。

 Tシャツは、着られなくなってしまったら靴磨きの布に使ったり、掃除に利用したりして二次利用しますが、白シャツは二次利用の仕方がなかなか思いつきません。Tシャツ同様、靴磨きの布として使うのが関の山なのかもしれません。

 白シャツは、シンプルがゆえに、自らの中身が問われるものです。ちゃんとした生活をして、身嗜みも意識していないと白シャツが白く見えなくなってしまいます。すべてのアイテムに当てはまることですが、素敵な洋服を着たからカッコよくなれるわけではなく、素敵な洋服を着て、それに似合うようになるために、身嗜みや体型や姿勢を整え、中身を磨き続けていくことが重要なのです。

 白シャツが似合うようになることは、装いの基本であり、バランス感覚を知るための重要な試金石でもあるのです。

 【出典】『究極の私服』著:干場義雅

【書誌情報】
『究極の私服』
著:干場義雅


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テレビでも人気のファッションディレクターであり、
ウェブマガジン『FORZA STYLE』編集長の著者が大人のカジュアルの絶対法則を解説!

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