口の機能低下を防ぐには「歯みがきのタイミング」が重要!今日から見直したい習慣【眠れなくなるほど面白い 図解 口と歯の話】

すべての健康は口から!
口と歯の機能低下が病気を招く

口の機能が低下する原因①「歯みがき・舌みがきのタイミング」

歯垢(プラーク)を残さないことが大切

 口内環境の悪化は、口の機能低下に直結します。その大きな原因となるのが、毎日の歯みがきや舌みがきのタイミングや方法の間違いです。

 「夜だけみがけばいい」「朝食の後にだけみがけばいい」という勘違いをしている方もいらっしゃいますが、まず、最も重要なのは「就寝前」の歯みがきです

 就寝中は唾液の分泌量が減少するため、歯垢(プラーク)が残ったままだと菌がたちまち増殖し、口内環境が悪化します。寝る前に徹底的に汚れを取り除くことが重要です

 次に、朝の歯みがきは「起きてすぐ」に行います。寝ている間に増殖した菌を、起床後すぐに洗い流さないと、食事や飲み物とともに体内へ取り込んでしまうためです。

 では、その後はみがかなくてよいかというと、そうではありません。朝食後にも軽くみがくことをおすすめします。菌のエサとなる食べカスを洗い流す目的があるからです。この2つの朝の歯みがきは、目的がまったく異なるのです。

 また、本書においてもう一つの重要なポイントが「舌みがき」です。舌は口内で最も菌が繁殖しやすい場所であるため、しっかりとケアをしましょう。ただし、舌はとてもデリケートな部位なので、専用の舌みがきを必ず使用して、やさしくなでるようにみがきましょう。

「いつみがくか」がかなり重要

【基本!】就寝前の歯みがき

就寝中は、 唾液の量が減るため、 汚れが残っていると菌が繁殖しやすくなります。 その細菌の温床である歯垢(プラーク)をしっかりと取り除いてから寝ることが重要です。

【忘れずに!】起床直後の歯みがき・舌みがき

寝ている間に増殖した細菌を取り除かないまま、水を飲んだり、朝食を食べると、菌を一緒に飲み込んでしまうため、起床直後に口内に(舌の上も)溜まった汚れをしっかりと落とすことが重要です。

【軽くがポイント】朝食後の歯みがき

食べカス、 歯垢(プラーク)除去のため、 軽めにみがくのがおすすめです。

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 口と歯の話』著:栗原丈徳、栗原毅

【著者紹介】
栗原ヘルスケア研究所 所長 栗原丈徳(くりはら・たけのり)
1982年、東京都生まれ。歯科医師。鶴見大学歯学部卒業。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科中退。日本抗加齢医学会、日本咀嚼学会、日本摂食嚥下リハビリテーション学会などの会員。「予防歯科」「食と健康」をテーマに活動している。特に「口の健康と全身疾患との関連性」について大学や介護施設などで積極的に講演も行っている。『内科医と歯科医が教える 病気知らずの食べ方 みがき方』(日東書院)、『体が勝手に痩せはじめる おくち美化習慣』(KADOKAWA)など、監修書・著書多数。
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栗原クリニック東京・日本橋 院長 栗原 毅(くりはら・たけし)
1951年、新潟県生まれ。北里大学医学部卒業。前東京女子医科大学教授、前慶應義塾大学大学院教授。現在は栗原クリニック 東京・日本橋の院長を務める。日本肝臓学会肝臓専門医。治療だけでなく予防にも力を入れている。血液サラサラの提唱者のひとり。『1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法』(日本文芸社)、『ズボラでもラクラク! 内臓脂肪がスルッと落ちる 超悪玉コレステロールも減らす 自宅でできる名医のワザ!』(三笠書房)など監修書・著書多数。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 口と歯の話』
著:栗原丈徳、栗原毅


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