大陸からの孤立が生んだ独自の進化!希少な固有種が息づく自然遺産4島を紹介【眠れなくなるほど面白い 図解 世界遺産】

\日本の世界遺産/

【奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島】生物の多様性に彩られた島々

日本列島南端にある琉球諸島のうち、奄美大島、徳之島、沖縄島北部、西表島にある4島・5つのエリアで構成される自然遺産です。黒潮と亜熱帯性高気圧の影響による温暖多湿な気候のもと、豊かな生態系が形成され、希少な動植物が数多く生息します。

かつて大陸と陸続きだった島が分断・孤立してきた地史から固有種の割合が非常に高く、昆虫類では1607種が固有種とされます。

それぞれの島には沖縄島北部のヤンバルクイナ、奄美大島・徳之島のアマミノクロウサギ、西表島のイリオモテヤマネコなど、島を代表する固有種や固有亜種が生息しています。また、島の約90% が森林に覆われている西表島は、国内最大規模のマングローブ林でも知られ、多様な水生生物の重要な生息地でもあります。

大陸と陸続きだった頃の生物が島に取り残され、大陸では絶滅した種も生き残った。さらに隔離された環境で独自の進化を遂げた種も多い。


【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 世界遺産』監修:宮澤 光

【監修者紹介】
宮澤 光(みやざわ・ひかる)
NPO法人世界遺産アカデミー主任研究員。北海道大学大学院博士後期課程を満期単位取得退学。仏グルノーブル第Ⅱ大学留学。2008年より現職。跡見学園女子大学非常勤講師。世界遺産に関するさまざまな書籍の編集・執筆・監修を手掛けるほか、「チコちゃんに叱られる!」(NHK)などの多くのメディア出演や、全国各地で100本を超す講演・講座を実施している。著書に『13歳からの世界遺産』(マイナビ出版)、『世界遺産のひみつ』(イースト・プレス)など。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 世界遺産』
監修:宮澤 光


【Amazonで購入する】
【DMMブックスで購入する】

観光地としてではなく“教養としての世界遺産”を知る1冊!

世界遺産の魅力は「美しい」「すごい」といった見た目の偉大さだけでなく、
長い年月をかけて育まれてきた地球の歴史や人類の営み、
知恵、祈り、そして時には痛みや葛藤までもがさまざまな形で刻まれていること。

それらが教えてくれるのは、
宗教や価値観の違い、自然の力、人間の創造性などを通して、
地球がどれほど多様で豊かな場所であるか、
また同時に、戦争や環境問題、観光のあり方など、
今この瞬間にも世界が直面している課題です。

なぜその場所が世界遺産に選ばれたのか。
そこにどのような時間が流れ、何が「守るべき価値」とみなされたのか。
世界遺産に登録された背景を知ることは、
私たちが世界を理解し、学ぶための重要な手掛かりになるはずです。

本書では、登録基準やテーマごとに世界遺産の魅力を紹介するとともに、
・世界の多様性に気づく
・世界の成り立ちをつかむ
・世界の課題を見つめる
という3つの視点で、
世界遺産の成り立ちや背景、守り続ける難しさや課題について紐解きます。

読み進めるうちに「世界を見る目」が変わり、世界がぐっと身近に感じられる――
そんな、教養としての世界遺産への旅を始めてみましょう。

この記事のCategory

求人情報

インフォテキストが入ります