高級スーツも台無しに!男性が服を装う前に見直すべき清潔感のトータルバランス【究極の私服/干場義雅】

装う前に大切なこと 〜身嗜み編〜

日本人の清潔度は世界トップクラスにありますが、身嗜みという点から見ると日本の男性はまだ脇が甘い部分があります。毎日、お風呂に入り清潔にすることはもちろんですが、鼻毛や耳毛、歯などのケアをおこたってはいませんか? それをきちんと整えてこそ、初めて服を装うという行為に繋がるのです。


カッコよくなるにはまず身嗜みを整えること

 僕が提案したいのはファッションではなくスタイルです。ファッションは「流行」と書く通り、流れて行ってしまうものです。スタイルは「型」と書きます。自分の型を見つけること、自分に似合う基準を見つけることがカッコよくなるための王道であり一番の近道です。大切なことはトータルバランス。洋服だけでカッコよくなりたいと言っても、それは正直無理な話です。洋服を着る前に中身が大切だからです。どんなに高級で上等なスーツを着ても、歯が汚く鼻毛が出ていたらカッコよくなんて絶対になりません。大切なことは、まずは装う前に自分自身の中身をケアし、美しく保つこと。これが重要なのです。

 日本人は、国民性としてのすごく清潔でキレイ好きです。とはいえ欧米の基準、グローバルスタンダードから考えると、男性の美意識には、まだまだ詰めが甘い部分があります。例えば髪型はセットしているけれど、身嗜みがダメな男の人が結構います。一方、アメリカでは洋服よりも前に、まず歯に対してお金をかける文化があるほど。

 ツメや肌、髪の毛、目、もちろん体型にも、どういう生活をしているかは如実に現れてしまうものです。だからこそ、カッコよくなるために一番大切なことは、まず健康であることともいえます。健康を左右するという意味では食事や水、そして運動や睡眠、生活リズムも重要。それらがきちんとできて、つまり生活態度がきちんとしていてはじめて、各パーツ(ツメや肌、髪の毛、目、もちろん体型)磨きのステップ、身嗜みに進むことができます。ただし、パーツ磨きもやりすぎはNGです。特に男性は! 例えば眉毛は長すぎも細すぎもダメ。なるべく自然なニュアンスをキープすること。いかにも自然に見えるように手入れをするぐらいが男性には丁度いいのです。

 その点で言うと、髪の毛を刈り上げすぎるのも、いかにもな感じがするのでおすすめできません。なるべく自然体であることにこだわると、落ち着いた印象を与えることが必要になります。ここで言いたいことは、まず短時間でも身嗜みを整えることが大切なことであり、スタイルも、それがなければ始まらないということ。そして、すべてやりすぎず、自然に見えることが大事だということなのです。

これから髪の毛、毛の処理、におい、顔や肌、ボディケア、歯、唇、手、香りに分けて、それぞれの説明をしていきます。まずは身嗜みをきちんと整えることから始めていきましょう。それが、カッコよくなるための土台となるのです。

 【出典】『究極の私服』著:干場義雅

【書誌情報】
『究極の私服』
著:干場義雅


【Amazonで購入する】

「休みの日に何を着ればいいかわからない」大人の私服に悩むなら、
僕と一緒にルールを決めてみませんか?
男の魅力を際立たせるカジュアルスタイルをお伝えします。

テレビでも人気のファッションディレクターであり、
ウェブマガジン『FORZA STYLE』編集長の著者が大人のカジュアルの絶対法則を解説!

この記事のCategory

オススメ記事

求人情報

インフォテキストが入ります