「もっと語彙を増やさなきゃ」と焦る人必見!ネイティブが実際に使い回している単語の正体とは?【眠れなくなるほど面白い 図解 英語の話】

【超速英語習得のルール 2】たくさんの単語を覚える必要はない

会話の約7割は、よく使う100語でできている

英語がわかるようになりたいと思うと、「もっとたくさん単語を覚えなければ」と考えてしまいがちです。しかし、実際の会話では、それほど多くの単語が使われているわけではありません。

ある大規模な英語コーパス(実際に使われた英語を集めたデータ)の分析により、最もよく使われる100語だけで、会話全体のおよそ7割を占めることが明らかにされました。もちろん、ネイティブスピーカーは難しい単語も知っています。しかし、日常会話では基本的な単語を何度も使っているのです。

覚えるべき単語を整理する

単語には大きく分けて2種類あります。1つは、文の内容を伝えるために必要な情報をもっている「内容語」です。これらは文の述語になる動詞、ターゲットになる名詞、様子や状態などを説明する形容詞(beautiful / hot など)などです。

もう1つは、それ自体には意味はありませんが英文を形成する役割をする「機能語」です。これらの単語には冠詞(a / the など)、前置詞、助動詞などがあります。そして、「最もよく使われる100語」のほとんどが「機能語」です。

a や the、助動詞や前置詞なんて覚えるべき単語だと思っていない人も多いのではないでしょうか。もうすでにたくさん知っているんですよ。英単語を勉強するなら、基本的な動詞と、趣味や仕事など、自分が話したいことに関連する名詞に限定すると無理なく覚えることができるでしょう。

実際に使っている単語はこれだけ!

英語コーパスが示す会話に必要な単語数

よく使われるTOP100語の内訳

【内容語】

文の内容を伝えるために必要な情報をもっている。

●動詞:be / have / do / get / go / say / know / think / see / come / mean / want / take / look / make / put / give など
●その他:名詞・形容詞

▼

☑文の骨格に不可欠な単語
☑はっきり発音される

【機能語】

英文を形成する役割をする。単独では意味がない。

●接続詞:and / that / but / if / or / as / when / because など
●助動詞:will / can / would / could など
●その他:代名詞・前置詞・冠詞・一部の副詞

▼

☑TOP100語の多くを占める
☑弱く発音される

投野由紀夫「新しい英語語彙指導と辞書(1)英語基本語彙の構造とその重要度」2014年6月27日(DICTIONARIES & BEYOND WORD-WISE WEB 三省堂)より作成


【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 英語の話』著:竹末 研一

【著者紹介】
竹末 研一(たけすえ・けんいち)
株式会社TORAEL代表。「英語最速理論®」「パズル式英語®」開発者。大阪大学大学院修了。JALの元航空エンジニア。海外の英字新聞やビジネス書を使って情報収集・交渉を行っていた経験から、「大量の英語を最速で理解する方法」を研究。MIT(マサチューセッツ工科大学)言語学者ノーム・チョムスキーの理論や統計分析をベースに、独自メソッド「英語最速理論®」「パズル式英語®」を開発した。「たった2日でウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が読めるようになる講座」は、経営者・ビジネスパーソンを中心に話題となり、これまで3000人以上の英語学習者を指導。「英語は丸暗記ではなく、“しくみ”がわかれば読める」をコンセプトに、TEDxにも登壇し11万回再生、YouTube「トラエルKENのパズル式英語」(登録者1.56万人)やX、Instagramなどでも最新情報の発信を続けている。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 英語の話』
著:竹末 研一


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著者は、「たった2日でウォール・ストリート・ジャーナルが読めるようになる講座」で話題の英語講師。航空会社勤務時代に培った「大量の英語を最速で理解する方法」をもとに、独自メソッド「英語最速理論®」「パズル式英語®」」を開発しました。
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