【ゴルフの罠】練習するほどスコアが悪化する?「2ヶ月半練習ゼロ」でベストスコアが出た驚きの理由

「毎週練習場に通って打ち込んでいるのに、コースに出るとスコアがボロボロ…」

そんな悩みを抱えていませんか?

実は、熱心に練習すればするほどコースでスコアを崩してしまう「練習のパラドックス」が存在します。

人気ゴルフマンガ『ゴルフは気持ち』第28話「練習なしで好スコア?」のエピソードを交えながら、なぜ練習しない方が好スコアが出るのか、その意外なメカニズムとメンタルの真相を解説します。


練習量を増やしたのに…スコア「102」の大叩き

神田さん(愛称:カンちゃん/ハンディキャップ20)は、ある時期「どうしても上手くなりたい」と一念発起し、週2〜3回の練習場通いを始めました。

「これだけ練習したんだから、次のコンペではいいスコアが出るはず!」と期待して臨んだコンペでしたが、結果は「98」、続くコンペでも「102」とボロボロのスコアを叩いてしまったのです。

怒りともどかしさからさらに練習に励んだもののスコアは悪化する一方。

「あれほど練習したのに、なんでこんなスコアになるんだ…」と嫌気が差し、ついに2ヶ月半もクラブを握らなくなってしまいました。


2ヶ月半の放置から一転!まさかの「今年最高スコア」

2ヶ月半後、久しぶりに仲間から誘われてコースに出ることになった神田さん。当然、練習をまったくしていないため自信などありません。

  • 「当たればラッキー、ビギナーになった気分だ」
  • 「スコアなんかどうでもいい、楽しく遊べればそれでいいや」

そう開き直ってティーショットを打つと…なんとボールはフェアウェイへ! さらに、力みのないスイングからナイスショットが連発し、終わってみれば「89」という今年最高のスコアを叩き出したのです。

練習に励んでいたときはボロボロだったのに、2ヶ月半何もしていなかった時の方が素晴らしいスコアが出る――。

一体なぜ、このような現象が起きるのでしょうか?


なぜ「練習した成果」がコースで裏目に出るのか?

この現象の裏には、ゴルフ特有の「心理的プレッシャーと期待値ギャップ」があります。

1. 「上手くなった思い込み」が許せなくなる

練習場で打っていると、人工芝のマットに助けられて良いボールが打てるようになります。すると脳は「自分は上手くなった」と思い込みます。しかし、いざコースに出るとミスは付き物。練習した自負がある分、「なんで練習したのにミスするんだ!」と心が失敗を許せなくなり、焦りでスイングやリズムが崩れてしまうのです。

2. 「開き直り」がプレッシャーをゼロにする

一方で、練習していない時は「上手く打てるはずがない」「スコアはどうでもいい」と開き直っています。この「プレッシャーゼロ」の状態こそが、身体の無駄な力みを抜き、理想的なスイングを生み出します。


今日からできる!コースで成果を出すためのマインドセット

  1. 「ゴルフは1ミリずつしか上達しない」と知る
    練習したからといって、翌日のコースですぐに結果が出るほどゴルフは甘くありません。成長は目に見えないスピードで進んでいます。
  2. コースに出たら「結果」を考えない
    「今日はゴルフを精一杯楽しめればいい」とスコアへの執着を捨てることで、練習通りの脱力スイングが可能になります。
  3. スイングは「球に任せる」
    自分の技術でコントロールしようとせず、クラブと球に委ねる気持ちを持つことが好結果への近道です。

「練習しても結果が出ない」と悩んでいる方は、一度「上手くなろう」という肩の荷を下ろしてみてはいかがでしょうか。

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【書誌情報】
『ゴルフは気持ち(1)』
著:いけうち 誠一

ゴルファーなら誰もが経験する、その喜怒哀楽を臨場感あふれる細やかなタッチで描く、ゴルフ指南書!!
ゴルフは技術より、気持ちがものをいう。コンペの前の日に女房の父親が倒れた!
そんな時は「早く駆け着けなければ」という一心で、細かな結果を気にしなくなる。すると、そんな時ほど良いスコアがでるもので…!?

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