便利な暮らしが体の痛みを生み出した!? 現代人に不足しがちな関節の動き【1週間で勝手に痛みが出ない体になるすごい方法】

\そもそも関節って何?/

関節には決まった動きがある

 関節は部位によって「伸展」や「屈曲」、「内転」や「外転」、「内旋」や「外旋」などの動きをします。これらは対をなす動き(曲げ⇔伸ばし、内⇔外など)になっているのが特徴です。

図のように関節の動きには「無意識によく使うもの」と「意識しないとあまり使わないもの」があります。昔は〝しゃがむ〟、〝またぐ〟など、日常の動作が多様でした。そのためまんべんなく関節が使われ、しなやかさや可動域が保たれていたのです。

それに比べて現代は、人があまり動かずに済むライフスタイルが主流。関節の動きも少なくかたよりがちとなり、痛みなどの不調が出やすい状況となっています。

関節は6方向に動く

無意識によく使う

日常動作

イスに座る、階段を上るときなどに脚を持ち上げる、お辞儀をする、ひじを曲げる など

意識しないと使わない

日常動作

立ち上がる、歩くときに後ろへ脚を蹴り出す、背すじを伸ばす など

無意識によく使う

日常動作

脚を組み替える、開いた両足を閉じる など

意識しないと使わない

日常動作

腕を横に上げて吊革につかまる、気をつけの姿勢から足を左右に開く など

無意識によく使う

日常動作

エプロンの紐を後ろで結ぶ(腕を内側に入れる)、つま先を内側に向ける など

意識しないと使わない

日常動作

ドアノブを回す、コップなどを持ち上げて飲み物を飲む など


【出典】『1週間で勝手に痛みが出ない体になるすごい方法』著:阿部良仁

【著者紹介】
阿部良仁
( あべ・りょうじ)
生涯自立の体づくりの会会長・パーソナルトレーナー
—
72歳の現役パーソナルトレーナー。トレーナー育成歴30年以上、延べ5万人のトレーナーを育成。日本Gボール(バランスボール)協会副理事長で、バランスボールを日本のフィットネス界に広めた第一人者。1978年京都大学農学部卒業、農学士。1992年アメリカ・オレゴン大学体育学部修士課程卒業、体育学修士(専攻FitnessManagement)。帰国後は、ミュージカルダンサーや俳優のパーソナルトレーナー、バスケットボール選手、プロゴルファー、プロ野球選手などの指導にあたる。2005年~2020年NSCAジャパン事務局長を務める。現在は、パーソナルトレーナーの傍ら、ストレングス&コンディショニングコーチとしてジュニアトップアスリートのトレーニング指導、トレーナーの育成や継続教育活動などにも力を入れている。
※NSCAはアメリカ・コロラド州に本部を置く、世界で最も権威あるトレーニングコーチの協会。NSCAジャパンは、日本で最も多くトレーナーが所属する団体。

【書誌情報】
『1週間で勝手に痛みが出ない体になるすごい方法』
著:阿部良仁


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