英文の構造が一目でわかる!コンマで補足説明のサインを見落とさない読解術【眠れなくなるほど面白い 図解 英語の話】

\英語は「削る」と読めるようになる/

【超速英語習得のルール】英語のコンマは日本語の「、」とは違う

「コンマ」の使用にはルールがある

英語のコンマ(,)には、日本語の読点(、)と同じように、文を読みやすくする役割がありますが、それだけではありません。日本語の読点は書き手の判断でつけられる場合が多いのに対し、英語のコンマは文法上必要な場合があります。

コンマの有無によって意味や構造がわかりにくくなることもあるため、英語では「なんとなく」ではなく、基本的なルールに従ってコンマが使われています。そのルールの1つが、「補足説明のサインとしてつける」ということです。

「補足説明」のサインとしてのコンマ

例えば、Ken, a sushi chef, is from Hokkaido.(すし職人のケンは北海道の出身だ)は、Kenの補足説明であるa sushi chef(すし職人)がコンマに区切られています。コンマで区切ってa sushi chefを加えることで「ケンは、すし職人なんだけどね、…」と補足説明を挿入しています。

また、When my mother was young, she played the drums.(母は若い頃、ドラムを演奏していた)は、When my mother was young(母は若い頃)のあとにコンマがあります。「彼女はドラムを演奏していた」が文の骨格で、時についての補足説明であることを示しています。このように、コンマは補足説明の文や語句が挿入される前後に入ります。

このことは、英語を聞くときにも役立ちます。コンマは音で聞こえるわけではありませんが、ルールに沿ってコンマが入れられるべきところで、少し「間」が置かれることが多く、意味の区切りが感じられます。意識して聞く練習をしましょう。

「コンマ」の特徴を整理する

前にある語句の言いかえ(イコールの関係)

Ken, a sushi chef, is from Hokkaido.(すし職人のケンは北海道の出身です)

前にある語句の動きや状態の説明

I fell asleep, watching TV.(私はテレビを見ながら寝てしまいました)

文頭で説明している

When my mother was young, she played the drums.←ここまで補足説明(私の母は若い頃、ドラムを演奏していました)

コンマで補足説明を見極める


【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 英語の話』著:竹末 研一

【著者紹介】
竹末 研一(たけすえ・けんいち)
株式会社TORAEL代表。「英語最速理論®」「パズル式英語®」開発者。大阪大学大学院修了。JALの元航空エンジニア。海外の英字新聞やビジネス書を使って情報収集・交渉を行っていた経験から、「大量の英語を最速で理解する方法」を研究。MIT(マサチューセッツ工科大学)言語学者ノーム・チョムスキーの理論や統計分析をベースに、独自メソッド「英語最速理論®」「パズル式英語®」を開発した。「たった2日でウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が読めるようになる講座」は、経営者・ビジネスパーソンを中心に話題となり、これまで3000人以上の英語学習者を指導。「英語は丸暗記ではなく、“しくみ”がわかれば読める」をコンセプトに、TEDxにも登壇し11万回再生、YouTube「トラエルKENのパズル式英語」(登録者1.56万人)やX、Instagramなどでも最新情報の発信を続けている。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 英語の話』
著:竹末 研一


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