茶色い尿や強いアンモニア臭はSOS!毎日のトイレで確認したい腎機能低下の兆候【老けない人がやっている腎臓がよみがえるすごい習慣】

\腎臓を弱らせる危険サイン/

【尿のサイン】トイレの後にハッとしたら「泡立ち」「色」は腎臓からのサイン

毎日の尿にあらわれる腎臓からの小さな合図

 腎臓の不調は、初期には自覚しにくいものです。しかし、まったく前触れがないわけではありません。腎機能が落ちてくると、体調や尿に少しずつ変化があらわれます。毎日のトイレは、その変化に気づく身近な場所です。

 まず見ておきたいのが、尿の泡立ちです。尿にたんぱく質が混ざると泡立ちやすくなり、その泡がなかなか消えません。いつもと違う泡立ちに気づいたら、たんぱく尿のサインといえます。

 そして、尿の色にも注意しましょう。血尿が出ると、尿が茶色や黒色に近く見えることがあります。強いアンモニア臭がする、トイレの回数が増える、反対に尿があまり出ないといった変化も、慢性腎臓病の前兆のひとつです。

 もちろん、尿の変化だけで慢性腎臓病と決まるわけではありません。ただし、気になる変化が続くときは、念のため早めに医療機関で相談しましょう。

尿で気づく慢性腎臓病のサイン

泡立ち

尿が泡立ち、泡がなかなか消えません。

におい

尿から強いアンモニア臭がすることがあります。

色の変化

茶色や黒色に近い尿は、血尿のサインとして見ます。

回数・量

頻尿、多尿、乏尿など、出方の変化を確認します。

【出典】『老けない人がやっている腎臓がよみがえるすごい習慣』著:上月 正博

【著者プロフィール】
上月正博(こうづき・まさひろ)
1981年、東北大学医学部卒業。メルボルン大学内科招聘研究員、東北大学医学部附属病院助手、同講師を経て、2000年に東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野教授。2022年より現職。日本腎臓リハビリテーション学会理事長、国際腎臓リハビリテーション学会理事長を歴任。心臓や腎臓などの内部障害のリハビリテーションを専門とする。腎疾患や透析医療に基づく身体的・精神的影響を軽減させる「腎臓リハビリテーション」を提唱している。

【書誌情報】
『老けない人がやっている腎臓がよみがえるすごい習慣』
著:上月 正博


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腎臓は機能が低下しても症状を自覚しにくい“沈黙の臓器”と言われています。この臓器は、背中側の腰あたりに左右1つずつあり、体の老廃物を尿として出したり、体内の水分量や血圧を一定に保つ重要な役割があり寿命に大きな関わりをもちます。
それだけに腎臓は、私たちの毎日の食習慣、睡眠、仕事、運動などの生活習慣からストレスを受け、推定2000万人以上の人が慢性腎臓病とされるほどです。
人生100年時代と言われる今、腎臓を長持ちさせることが健康を保つ秘訣と言っても過言ではありません。
腎臓の名医が著わした本書ではまず、腎臓の働きをわかりやすく解説。さらに腎臓の不調を知らせる「尿・むくみ・健康診断の数値」のチェック方法を理解します。
近年、「食べる」という行為自体に、腎臓を傷める可能性があることに注目が集まっています。そこで「腎臓を守る食べ方」というテーマを設け、1負担のかからない食べ方、2塩分・カロリー・アルコールの摂り方、3三大栄養素(糖質・脂質・たんぱく質)のバランスの取り方などからアプローチします。
また、「腎臓病の人は運動療法を行うほうがよい」という、従来の安静治療を変える対処法として、腎機能の回復を図る「腎リハ」という運動も解説しています。
本書を通して、腎臓をいたわり長持ちさせる最強の食事法と運動療法を新しい習慣にし、いつまでも老けない人を目指しましょう。

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