65歳以上の32.7%が単独世帯!「令和のスタンダード」となった老後ひとり暮らし【図解&イラストですぐわかる 老後の安心ひとり暮らし】

「健康」は、おひとりさまにとってもっとも気になるテーマと言えます。
毎日を元気に過ごすためのポイントをみていきましょう。

人生後半のスタンダード!?「おひとりさま時代」

●令和のいま、65歳以上の高齢者がいる世帯でもっとも多いのは「単独世帯(おひとりさま世帯)」。
●自分らしく生きる土台となる「健康」は、多くの人の心配ごと。


令和のスタンダードは「ひとり暮らし」だった!

少子高齢化が進む日本で、いま、65歳以上の高齢者の人口は3619万人。総人口に占める割合は29.4%と過去最高を更新し、世界でもっとも高齢化の進んだ国となっています*1。各国のなかで平均寿命がもっとも長いのも日本です*2。

そんな日本の、令和のシニアたちには、もう一つ大きな特徴があります。それは、「おひとりさま」で暮らす人がとても多いということ。

厚生労働省の調査(2024年)によれば、65歳以上の高齢者がいる世帯でこれまで長年最多だった「夫婦二人世帯」を抜いて、「単独世帯」が32.7%と、もっとも多くなっているのです*3。

さらに、高齢者世帯に限定してみれば、実に半数以上(52.5%)が「単独世帯」、つまり「ひとり暮らし」であるという結果でした。

人生後半のひとり暮らしはいま、決して珍しいものではなく、むしろ「令和のスタンダード」であると言えるのです。

「健康や病気」が一番の気がかり

そんな「おひとりさま時代」を自分らしく生きるための土台となるのが「健康」です。しかし健康は、年を重ねてきた多くのおひとりさまにとっての「心配ごと」でもあります*4。

*1:厚生労働省/総務省統計局「人口推計」(2025年9月15日現在) *2:外務省「平均寿命の長い国」(2020年) *3:厚生労働省「国民生活基礎調査の概況」(2024年) *4:内閣府「一人暮らし高齢者に関する意識調査」(平成26年)


データでみるシニアの「ひとり暮らし」

高齢者世帯の世帯構造(2024年)

※「その他の世帯」には、「親と未婚の子のみの世帯」および「三世代世帯」を含む。
厚生労働省「国民生活基礎調査の概況」(2024年)より

ひとり暮らしシニアの「日常生活の不安」

【出典】『図解&イラストですぐわかる 老後の安心ひとり暮らし』監修:名鉄病院 病院長 葛谷雅文

【監修者】
葛谷 雅文(くずや・まさふみ) 名鉄病院 病院長/名古屋大学名誉教授
1989年名古屋大学大学院医学研究科(老年医学)修了。1991年米国立老化研究所に留学。帰国後、名古屋大学医学部(老年科)助手、講師、助教授を経て2011年名古屋大学大学院医学系研究科地域在宅医療学・老年科学分野教授。2022年より現職。老年医学、フレイル研究・診療のエキスパート。高齢者の低栄養問題を早くから指摘し、医療従事者や一般市民への啓発に尽力。日本老年医学会老年科専門医・指導医・名誉会員、日本動脈硬化学会動脈硬化専門医・名誉会員、日本臨床栄養学会指導医・理事、日本サルコペニア・フレイル学会名誉会員、日本栄養治療学会名誉会員ほかを務める。

【書誌情報】
『図解&イラストですぐわかる 老後の安心ひとり暮らし』
監修:名鉄病院 病院長 葛谷雅文


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