口臭・口の渇きは危険サイン?今すぐできる口の衰えセルフチェック【眠れなくなるほど面白い 図解 口と歯の話】

すべての健康は口から!口と歯の機能低下が病気を招く

口腔機能の低下こそ現代日本の新たな「国民病」

日本人の約8割が口臭に悩んでいる

 老若男女問わず、一度は悩みを抱えたことがあるのが口と歯の問題ではないでしょうか。実際、世界保健機関(WHO)の調査では、全世界で約35億人もの人たちが口腔疾患を抱えていることがわかっています。

 一方、日本はどのような状況なのでしょうか。永久歯の未処置のむし歯を放置している日本人は、全体の約3割にのぼるといわれています。その数4000万人。加えて、15歳以上の約半数近くがやや進行した歯周病にかかっているというデータもあり、口腔疾患はそれほど私たちにとって身近な問題なのです。

 また、歯周病を自覚していなくても、口臭で悩んでいる人も多いのではないでしょうか。実は、日本人の約8割が口臭を気にした経験があるといわれています。そして、その原因の9割は口の中の何らかのトラブルが原因なのです。これらの数字から考えても、むし歯や歯周病はもはや「国民病」といっても過言ではありません。

 口や歯に問題を抱えていると、次第に口全体の機能が衰えていきます。歯科医院で進行した歯周病を指摘される、気がつくと口がぽかんと開いている、滑舌が悪くて聞き返されるなどは、口が衰え始めたサインかもしれません。口の衰えはもっと深刻な全身の衰えにつながるので、口腔ケアは私たちの健康の要になるといえます。

「たった1本」の放置が口の機能を低下させる

むし歯(う蝕)を経験する人の割合を年齢別に紹介
(永久歯が生えてくる5歳以上〜)

口の衰えが全身の健康をおびやかす

こんな症状はありませんか?

【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 口と歯の話』著:栗原丈徳、栗原毅

【著者紹介】
栗原ヘルスケア研究所 所長 栗原丈徳(くりはら・たけのり)
1982年、東京都生まれ。歯科医師。鶴見大学歯学部卒業。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科中退。日本抗加齢医学会、日本咀嚼学会、日本摂食嚥下リハビリテーション学会などの会員。「予防歯科」「食と健康」をテーマに活動している。特に「口の健康と全身疾患との関連性」について大学や介護施設などで積極的に講演も行っている。『内科医と歯科医が教える 病気知らずの食べ方 みがき方』(日東書院)、『体が勝手に痩せはじめる おくち美化習慣』(KADOKAWA)など、監修書・著書多数。
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栗原クリニック東京・日本橋 院長 栗原 毅(くりはら・たけし)
1951年、新潟県生まれ。北里大学医学部卒業。前東京女子医科大学教授、前慶應義塾大学大学院教授。現在は栗原クリニック 東京・日本橋の院長を務める。日本肝臓学会肝臓専門医。治療だけでなく予防にも力を入れている。血液サラサラの提唱者のひとり。『1週間で勝手に痩せていく体になるすごい方法』(日本文芸社)、『ズボラでもラクラク! 内臓脂肪がスルッと落ちる 超悪玉コレステロールも減らす 自宅でできる名医のワザ!』(三笠書房)など監修書・著書多数。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 口と歯の話』
著:栗原丈徳、栗原毅


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