顔や足のむくみを放置しない!腎臓のろ過機能低下で生じる体調変化【老けない人がやっている腎臓がよみがえるすごい習慣】

顔や足のむくみ、靴のきつさに注意そのむくみは腎臓のサインかも

靴・指輪・息切れに出る体からの静かな知らせ

夕方になると靴がきつい、朝は顔がパンパンに感じる、指輪が抜けにくい。そんなむくみを、年齢や日中の疲れのせいと片づけてはいませんか。むくみは、体の中に余分な水分が残っているときにあらわれやすい変化です。

腎臓は、血液をろ過して老廃物や余分な水分を体の外へ出しています。この働きが弱まると、不要な水分が体内に残りやすくなり、顔や足、手のむくみとしてあらわれることがあります。靴や指輪が普段よりきつく感じたら、腎臓の機能が低下しているのかもしれません。

だるさや疲れやすさ、食欲不振、吐き気、全身のかゆみも、腎臓の不調に関わるサインとして挙げられます。少しの運動で息切れしたり、貧血や立ちくらみが起きやすかったりするときも、体からの知らせとして受け止めたい変化です。

むくみと体調、健診結果を併せて見ることが、腎臓の状態に目を向ける入口になります。

老廃物や余分な水分が体に残ると……

むくみが出る

顔や足、手などにむくみがあらわれやすくなります。

靴や指輪がきつくなる

軽いむくみでも、日常生活に変化が出ます。

体が重くだるい

疲れやすさやだるさを感じやすくなります。

息切れや食欲低下

息切れ、食欲不振、吐き気などの変化が出ることもあります。

【出典】『老けない人がやっている腎臓がよみがえるすごい習慣』著:上月 正博

【著者プロフィール】
上月正博(こうづき・まさひろ)
1981年、東北大学医学部卒業。メルボルン大学内科招聘研究員、東北大学医学部附属病院助手、同講師を経て、2000年に東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野教授。2022年より現職。日本腎臓リハビリテーション学会理事長、国際腎臓リハビリテーション学会理事長を歴任。心臓や腎臓などの内部障害のリハビリテーションを専門とする。腎疾患や透析医療に基づく身体的・精神的影響を軽減させる「腎臓リハビリテーション」を提唱している。

【書誌情報】
『老けない人がやっている腎臓がよみがえるすごい習慣』
著:上月 正博


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腎臓は機能が低下しても症状を自覚しにくい“沈黙の臓器”と言われています。この臓器は、背中側の腰あたりに左右1つずつあり、体の老廃物を尿として出したり、体内の水分量や血圧を一定に保つ重要な役割があり寿命に大きな関わりをもちます。
それだけに腎臓は、私たちの毎日の食習慣、睡眠、仕事、運動などの生活習慣からストレスを受け、推定2000万人以上の人が慢性腎臓病とされるほどです。
人生100年時代と言われる今、腎臓を長持ちさせることが健康を保つ秘訣と言っても過言ではありません。
腎臓の名医が著わした本書ではまず、腎臓の働きをわかりやすく解説。さらに腎臓の不調を知らせる「尿・むくみ・健康診断の数値」のチェック方法を理解します。
近年、「食べる」という行為自体に、腎臓を傷める可能性があることに注目が集まっています。そこで「腎臓を守る食べ方」というテーマを設け、1負担のかからない食べ方、2塩分・カロリー・アルコールの摂り方、3三大栄養素(糖質・脂質・たんぱく質)のバランスの取り方などからアプローチします。
また、「腎臓病の人は運動療法を行うほうがよい」という、従来の安静治療を変える対処法として、腎機能の回復を図る「腎リハ」という運動も解説しています。
本書を通して、腎臓をいたわり長持ちさせる最強の食事法と運動療法を新しい習慣にし、いつまでも老けない人を目指しましょう。

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