全ての単語を聞くのは罠?強く長い音だけ拾う技を覚えよう【眠れなくなるほど面白い 図解 英語の話】

【超速英語習得のルール】英語は大事な単語だけを「強く、長く」言う

「強く発音される単語」=「伝えたいこと」

英語で話すとき、話し手は、伝えたい内容の中心となる単語を強く発音し、それ以外の単語は弱く発音します。「強く発音する」というのは、大きな声で言うことではありません。

英語で強調される単語は、アクセントのある部分がはっきり発音され、少し長く聞こえます。一方で、重要でない単語は短く、弱く発音されます。

例えば、a や the はほとんど聞こえません。これらは日本語の「この」「あの」のような役割がありますが、重要なのはそのあとに続く名詞です。また、him や them などは代名詞で、誰のことかわかっているので大抵の場合は弱く発音されます。

テンプレに入る単語が強調の常連

多くの場合、文の述語は強く発音されます。述語の動詞はテンプレの型を決めるので、述語が聞こえればテンプレの型を予測することができます。

例えば、I have a cup of coffee with my breakfast.(私は朝食と一緒にコーヒーを1杯飲む)では、述語の have が強く発音されます。have に続くのはターゲットになる人やものです。ターゲットも重要なので、a cup of coffee も強く発音されます(a と of は弱く発音される)。なお、with my breakfast は補足情報ですが、「朝食のことだよ」というのは伝えるべき情報なので、breakfast も強く発音されます。

全ての音を同じように聞こうとする必要はありません。アクセントをわかりやすく発音している単語だけでも、順番のルールに従えば文の大意は理解できます。理解の順番は、「述語(テンプレ決定)→テンプレに入る単語→伝えるべき補足情報」です。全部聞き取ろうとするより、どのテンプレかを意識するほうが楽に聞き取れます。

強く発音される大事な単語はどれ?

テンプレで確認!

割とよく聞こえるのが大事な単語

【1】I told him about it.(彼にそのことを言ったよ)
アイトールディマバウレッ
【2】What is he talking about?(彼は何を言ってるの?)
ワディストーキナバウ?
【3】I’m at the office right now.(今、職場にいる)
アイマッディオーフィスライ(ッ)ナウ
【4】Your package will arrive the next day.(荷物は翌日に届きますよ)
ユアペキジルァライヴザネクスディ

☑大事な単語のアクセントをはっきり発音する
☑大事ではない単語はつなげて一気に言う


【出典】『眠れなくなるほど面白い 図解 英語の話』著:竹末 研一

【著者紹介】
竹末 研一(たけすえ・けんいち)
株式会社TORAEL代表。「英語最速理論®」「パズル式英語®」開発者。大阪大学大学院修了。JALの元航空エンジニア。海外の英字新聞やビジネス書を使って情報収集・交渉を行っていた経験から、「大量の英語を最速で理解する方法」を研究。MIT(マサチューセッツ工科大学)言語学者ノーム・チョムスキーの理論や統計分析をベースに、独自メソッド「英語最速理論®」「パズル式英語®」を開発した。「たった2日でウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が読めるようになる講座」は、経営者・ビジネスパーソンを中心に話題となり、これまで3000人以上の英語学習者を指導。「英語は丸暗記ではなく、“しくみ”がわかれば読める」をコンセプトに、TEDxにも登壇し11万回再生、YouTube「トラエルKENのパズル式英語」(登録者1.56万人)やX、Instagramなどでも最新情報の発信を続けている。

【書誌情報】
『眠れなくなるほど面白い 図解 英語の話』
著:竹末 研一


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