子どもの成長は遺伝だけで決まらない!『成長スイッチ』を入れる3つの条件【一生モノの体を戦略的につくる 伸びごはん】

\体と脳の成長スイッチを入れるには?/

明日の体調はもちろん、未来の可能性にもつながる一生モノの体づくりをするのは「今」。成長を促すために大切な3つの要素についてお伝えします。


「成長スイッチ」はどうすれば入るのか?

 子どもの体と脳は、自然に成長していくものだと思われがちです。しかし実際には、これまでお話ししてきたように成長には「条件」があります。条件が整ったとき、はじめて体と脳の「成長スイッチ」が入るのです。そのスイッチを押すのは、特別な薬でも高価なサプリメントでもありません。日々の生活のなかにある3つの要素「食事」「睡眠」「運動」です

 食事は、体と脳をつくる材料になります。どれだけ優れた設計図(遺伝要素)を持っていても、材料が不足していれば十分な成長は望めません。

 睡眠は、成長を進めて体を回復させる時間です。深い眠りのなかで成長ホルモンが分泌され、日中に受けた刺激をもとに体と脳が修復されます。記憶の整理や神経の再構築も、この時間に行われています。

 運動は、成長への刺激です。骨や筋肉、そして神経系に適度な負荷を与えることで、体は「強くなろう」と反応します。成長ホルモンの分泌も高まり、回復力も高まります。

 このどれかひとつだけでは不十分です。材料があっても刺激がなければ成長は鈍り、刺激があっても回復する時間がなければ、体は疲弊します。今の子どもの状態はもちろん、10年後の体をつくる土台は、学童期の成長のゴールデンタイムに適切な食事、睡眠、運動がそろうことが重要です。

 親ができることには限りがありますが、戦略的な目線で体づくりの時期を過ごしてください。この事実を知っているか知らないかで、子どもの未来は変わるのです。

子どもの成長に必要な3つの要素

食事 =材料
体や脳をつくるための材料は、食事の栄養から。せっかく成長できる要素があっても材料がなければ育ちません。

睡眠 =回復
成長ホルモンは、深く眠っているときに分泌され、成長を促すだけでなく、体を回復させます。よく眠ることが大切。

運動 =刺激
筋肉、骨などに刺激を与えるのは運動が最適です。刺激が負荷となり、成長ホルモンの分泌が高まります。

【出典】『一生モノの体を戦略的につくる 伸びごはん』著:沼倉裕堅 / 監修:藤原朋未 / イラスト:カヤヒロヤ

【著者紹介】
沼倉裕堅(ぬまくら・ひろかた)
医師、SBC 整形外科クリニック 西新宿本院 院長。東北大学医学部卒業。湘南藤沢徳洲会病院にて研修中、「仮骨延長法」に出会い、身長治療の道を志す。スカイ整形外科クリニックで整形外科医として経験を積んだ後、SBCメディカルグループに参画。現在はSBC整形外科クリニック西新宿本院の院長として、成長期のお子さんや、将来を案ずる保護者と向き合い、「のびのび先生」の愛称でも親しまれている。体の成長に悩むすべての方に対し、最適な選択肢を提示する医療を信条とする。専門分野は身長治療および整形外科一般。

【書誌情報】
『一生モノの体を戦略的につくる 伸びごはん』
著:沼倉裕堅 / 監修:藤原朋未


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□身長が低くて気になっている(遺伝かな…)
□朝起きられないのは体力がないせい?
□イライラしていることが増えた
□机に向かっても集中力が続かない
□習い事やなんやかんやで遅寝になりがち

「うちの子、このままで大丈夫?」――身長、体力、学力。
気になりながらも、何をすればいいのかわからない。
そんな親の不安に、医学と栄養の視点から寄り添う一冊です。

本書のテーマは、「一生モノの体を戦略的につくる」こと。
実は、子どもの成長には期限があります。
身長が大きく伸びるのは思春期まで、神経や脳の基盤が整うのは12歳頃まで。
この成長のゴールデンタイムに、必要な栄養・睡眠・運動がそろうかどうかで、日々のパフォーマンスはもちろん、将来の姿も変わります。

しかし現代の子どもたちは、スマホやゲーム、塾や習い事で忙しく、外遊びや睡眠、栄養が不足しがち。
成長のチャンスを逃しやすい環境にあるといえます。
だからこそ今、親ができるサポートが重要です。

本書では、「身長・体力・学力(集中力)」を一本の線でとらえ、体や脳の成長メカニズムをわかりやすく解説。
さらに、忙しい家庭でも無理なく続けられる「伸びる食事」を、具体的なレシピとして提案します。

・脳と体が目覚める!「成長スイッチ朝ごはん」
・帰宅後15分で作れる!「ぐんぐん伸びる夜ごはん」
・日々の栄養不足を防ぐ!「プラスオンの作りおき」
・塾帰り21時でも消化よし!「成長を止めない夜食スープ」
・休日の楽ちんごはんに「栄養まるごとどんぶり」
・遊びに行く前にも、習い事の前にも「エネルギーチャージおやつ」

明日の体も、10年後の可能性も、今日のごはんから変えられる。
今からでも、間に合います!

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