食卓で手軽にできる口腔ケア!口の衰えを防ぐ簡単「口体操」を紹介【図解&イラストですぐわかる 老後の安心ひとり暮らし】

「食べられる口」を維持するために

定期的な歯科受診(歯科検診)

自治体によっては年1回無料または低額での歯科検診が実施されています。入れ歯の不具合がある場合も歯科受診を。かかりつけ歯科がない場合は、検診をきっかけに定期受診先を決めるのも手です。

毎日の歯みがき(口腔清掃)

さまざまなお手入れのグッズが販売されています。自分に合うものを探してみましょう。入れ歯は入れ歯用の専用ブラシでお手入れするようにしましょう。

噛みごたえのある食事を意識

口の周りの筋肉の衰えを防ぐことも「食べられる口」にとって大切です。咀嚼回数を増やしてしっかり噛みましょう。

「口体操」も取り入れよう

食事の前などに口の体操を取り入れるのも効果的です。下図を参考にやってみましょう。


やってみよう!「口体操」

目と口をしっかり閉じ、目玉は下方に。口角を上げる。
目と口を大きく開き、目玉は上方に。
口を閉じたまま舌に力を入れ、くちびるの内側をなめるように回す(右回り、左回り)。
ここまでに溜まった唾液を飲み込む(ごっくん)。
舌の先に力を入れしっかりと前に出す(そのまま10秒キープ)。

平成31年度厚生労働科学研究費長寿科学政策研究事業「介護予防ガイド 実践・エビデンス編」(2021)をもとに作成

痛みがあるときなどは無理をせずに、医師や歯科医師に相談しましょう。


【出典】『図解&イラストですぐわかる 老後の安心ひとり暮らし』監修:名鉄病院 病院長 葛谷雅文

【監修者】
葛谷 雅文(くずや・まさふみ) 名鉄病院 病院長/名古屋大学名誉教授
1989年名古屋大学大学院医学研究科(老年医学)修了。1991年米国立老化研究所に留学。帰国後、名古屋大学医学部(老年科)助手、講師、助教授を経て2011年名古屋大学大学院医学系研究科地域在宅医療学・老年科学分野教授。2022年より現職。老年医学、フレイル研究・診療のエキスパート。高齢者の低栄養問題を早くから指摘し、医療従事者や一般市民への啓発に尽力。日本老年医学会老年科専門医・指導医・名誉会員、日本動脈硬化学会動脈硬化専門医・名誉会員、日本臨床栄養学会指導医・理事、日本サルコペニア・フレイル学会名誉会員、日本栄養治療学会名誉会員ほかを務める。

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【書誌情報】
『図解&イラストですぐわかる 老後の安心ひとり暮らし』
監修:名鉄病院 病院長 葛谷雅文


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