【減塩】なぜ精進料理は薄味でもおいしい?「精進だし」で腎臓をいたわる料理法【老けない人がやっている腎臓がよみがえるすごい習慣】

【減塩】精進だしのうま味を使っておいしく無理なく減塩する

素材のうま味で薄味の物足りなさを補う

減塩を続けるうえで避けられない味の物足りなさ。塩や醤油を減らしただけでは味がぼんやりして、結局あとから調味料を足してしまうこともあります。そんなときに役に立つのが、素材の風味を生かした精進だしです。

精進だしは、動物性の素材を使わず、干し椎茸、昆布、煎った大豆、かんぴょうなどでつくるだしのこと。塩や醤油を加えなくても、素材から出るうま味や香りが料理の土台になります。煮物や汁物に使えば、薄味でも味に奥行きが出やすくなるのです。

作り方としては、乾燥大豆を軽く煎り、ほかの材料と水を鍋に入れて一晩置きます。その後、火にかけて煮出し、冷めたらこして完成です。さらに大葉、ねぎ、しょうが、レモン、唐辛子などを組み合わせれば、香りや酸味で味に変化をつけることができます。調味料をいろいろと足す前に、だしと香りで満足感を演出してみましょう。

精進だしで薄味をおいしくする方法

①材料を用意する

干し椎茸、 昆布、 煎り大豆、かんぴょうを準備します。

②一晩置いて煮出す

材料を水に浸して一晩置いたあと、沸騰させて5分煮出します。

③料理に使う

煮物や汁物の土台にして、 調味料の使いすぎを防止。

④香りを足す

大葉、ねぎ、しょうが、レモンなどで風味を補うのも効果的です。

【出典】『老けない人がやっている腎臓がよみがえるすごい習慣』著:上月 正博

【著者プロフィール】
上月正博(こうづき・まさひろ)
1981年、東北大学医学部卒業。メルボルン大学内科招聘研究員、東北大学医学部附属病院助手、同講師を経て、2000年に東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野教授。2022年より現職。日本腎臓リハビリテーション学会理事長、国際腎臓リハビリテーション学会理事長を歴任。心臓や腎臓などの内部障害のリハビリテーションを専門とする。腎疾患や透析医療に基づく身体的・精神的影響を軽減させる「腎臓リハビリテーション」を提唱している。

【書誌情報】
『老けない人がやっている腎臓がよみがえるすごい習慣』
著:上月 正博


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腎臓は機能が低下しても症状を自覚しにくい“沈黙の臓器”と言われています。この臓器は、背中側の腰あたりに左右1つずつあり、体の老廃物を尿として出したり、体内の水分量や血圧を一定に保つ重要な役割があり寿命に大きな関わりをもちます。
それだけに腎臓は、私たちの毎日の食習慣、睡眠、仕事、運動などの生活習慣からストレスを受け、推定2000万人以上の人が慢性腎臓病とされるほどです。
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