がんばりすぎないスケジュールで習慣化!無理なく続ける運動のコツ【老けない人がやっている腎臓がよみがえるすごい習慣】

腎リハの運動療法はがんばりすぎない続け方で習慣化する

運動を無理なく1 週間の流れに入れる

腎リハの運動療法は、気が向いた日にまとめて行うより、無理のない予定に組み込むことが続けやすさにつながります。紹介した運動も、毎日すべて行う必要はありません。体調や体力に合わせて、柔軟体操、レジスタンス運動、ウォーキングなどを1週間の中に振り分けて考えましょう。

まずは強度を低めにして、運動する日と休む日を決めておくと負担を感じにくくなります。慣れてきたら、柔軟体操にウォーキングを組み合わせる日をつくるなど、少しずつ運動時間を増やします。ウォーキングも一度に長い距離を歩く必要はなく、短い距離を何回か歩くというのでもかまいません。

ただし、体調が悪い日や、痛み・息苦しさがあるときは無理しないことが前提です。持病や体調に不安がある人は、始める前に主治医へ相談しましょう。続けるためには、頑張りすぎないスケジュールにするのがポイントです。

腎リハ運動療法 1 週間スケジュール

強度低め

月:柔軟体操
火:レジスタンス運動
水:休み
木:柔軟体操
金:レジスタンス運動
土:柔軟体操+軽い運動
日:休み

慣れてきたら

月:レジスタンス運動
火:柔軟体操+ウォーキング
水:レジスタンス運動
木:柔軟体操+ウォーキング
金:レジスタンス運動
土:柔軟体操+ウォーキング
日:休み

無理をしない

痛み、息苦しさ、だるさがある日は休み、不安がある場合は主治医に相談します。


【出典】『老けない人がやっている腎臓がよみがえるすごい習慣』著:上月 正博

【著者プロフィール】
上月正博(こうづき・まさひろ)
1981年、東北大学医学部卒業。メルボルン大学内科招聘研究員、東北大学医学部附属病院助手、同講師を経て、2000年に東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野教授。2022年より現職。日本腎臓リハビリテーション学会理事長、国際腎臓リハビリテーション学会理事長を歴任。心臓や腎臓などの内部障害のリハビリテーションを専門とする。腎疾患や透析医療に基づく身体的・精神的影響を軽減させる「腎臓リハビリテーション」を提唱している。

【書誌情報】
『老けない人がやっている腎臓がよみがえるすごい習慣』
著:上月 正博


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腎臓は機能が低下しても症状を自覚しにくい“沈黙の臓器”と言われています。この臓器は、背中側の腰あたりに左右1つずつあり、体の老廃物を尿として出したり、体内の水分量や血圧を一定に保つ重要な役割があり寿命に大きな関わりをもちます。
それだけに腎臓は、私たちの毎日の食習慣、睡眠、仕事、運動などの生活習慣からストレスを受け、推定2000万人以上の人が慢性腎臓病とされるほどです。
人生100年時代と言われる今、腎臓を長持ちさせることが健康を保つ秘訣と言っても過言ではありません。
腎臓の名医が著わした本書ではまず、腎臓の働きをわかりやすく解説。さらに腎臓の不調を知らせる「尿・むくみ・健康診断の数値」のチェック方法を理解します。
近年、「食べる」という行為自体に、腎臓を傷める可能性があることに注目が集まっています。そこで「腎臓を守る食べ方」というテーマを設け、1負担のかからない食べ方、2塩分・カロリー・アルコールの摂り方、3三大栄養素(糖質・脂質・たんぱく質)のバランスの取り方などからアプローチします。
また、「腎臓病の人は運動療法を行うほうがよい」という、従来の安静治療を変える対処法として、腎機能の回復を図る「腎リハ」という運動も解説しています。
本書を通して、腎臓をいたわり長持ちさせる最強の食事法と運動療法を新しい習慣にし、いつまでも老けない人を目指しましょう。

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