ステージG3aは体重1kgあたり0.8〜1.0g!腎機能別のたんぱく質制限基準【老けない人がやっている腎臓がよみがえるすごい習慣】

\老けない人の腎臓を守る食べ方/

たんぱく質・カリウムはステージに合わせて調整する

腎臓の状態によって食べ方の基準は変わる

腎臓病の食事療法は、腎機能のステージによって注意する項目が変わります。

比較的軽いG1〜G2、またはG3aでは、塩分とたんぱく質の量を意識します。たんぱく質の目安は、G1〜G2で標準体重 1kg あたり 1.3g 未満、G3aで 0.8 〜 1.0g です。肉や魚だけでなく、ごはん、パン、麺にも含まれるため、主食も含めて量を見ます。

G3b以降では、たんぱく質は標準体重1㎏あたり 0.6 〜 0.8g を目安に、より細かな調整が必要です。高カリウム血症がある場合は、カリウムの制限も加わります。野菜やイモ類は水にさらす、ゆでる、しぼるなどの下処理でカリウムを減らせます。

また、ごはんやパンなどをたんぱく質調整食品に置き換えれば、食事の幅も広がります。ただし、制限の内容はステージや体の状態で変わるため、医師や管理栄養士の指導に沿って調整しましょう。

慢性腎臓病のステージごとの栄養調整

【出典】『老けない人がやっている腎臓がよみがえるすごい習慣』著:上月 正博

【著者プロフィール】
上月正博(こうづき・まさひろ)
1981年、東北大学医学部卒業。メルボルン大学内科招聘研究員、東北大学医学部附属病院助手、同講師を経て、2000年に東北大学大学院医学系研究科内部障害学分野教授。2022年より現職。日本腎臓リハビリテーション学会理事長、国際腎臓リハビリテーション学会理事長を歴任。心臓や腎臓などの内部障害のリハビリテーションを専門とする。腎疾患や透析医療に基づく身体的・精神的影響を軽減させる「腎臓リハビリテーション」を提唱している。

【書誌情報】
『老けない人がやっている腎臓がよみがえるすごい習慣』
著:上月 正博


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腎臓は機能が低下しても症状を自覚しにくい“沈黙の臓器”と言われています。この臓器は、背中側の腰あたりに左右1つずつあり、体の老廃物を尿として出したり、体内の水分量や血圧を一定に保つ重要な役割があり寿命に大きな関わりをもちます。
それだけに腎臓は、私たちの毎日の食習慣、睡眠、仕事、運動などの生活習慣からストレスを受け、推定2000万人以上の人が慢性腎臓病とされるほどです。
人生100年時代と言われる今、腎臓を長持ちさせることが健康を保つ秘訣と言っても過言ではありません。
腎臓の名医が著わした本書ではまず、腎臓の働きをわかりやすく解説。さらに腎臓の不調を知らせる「尿・むくみ・健康診断の数値」のチェック方法を理解します。
近年、「食べる」という行為自体に、腎臓を傷める可能性があることに注目が集まっています。そこで「腎臓を守る食べ方」というテーマを設け、1負担のかからない食べ方、2塩分・カロリー・アルコールの摂り方、3三大栄養素(糖質・脂質・たんぱく質)のバランスの取り方などからアプローチします。
また、「腎臓病の人は運動療法を行うほうがよい」という、従来の安静治療を変える対処法として、腎機能の回復を図る「腎リハ」という運動も解説しています。
本書を通して、腎臓をいたわり長持ちさせる最強の食事法と運動療法を新しい習慣にし、いつまでも老けない人を目指しましょう。

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