交流が生まれて脳も活性化!認知症予防にもなる趣味活動がもたらす健康効果【図解&イラストですぐわかる 老後の安心ひとり暮らし】

\人付き合いのこと/
年齢とともに減りがちな「人付き合い」。
けれどおひとりさまにとっては、心身のためにも、「もしものとき」のためにも、とても大切なものです。

やってみたかったことに挑戦するチャンス! 新たな趣味はどう始める?

・趣味は活力源。時間の自由度が高まったいまこそ、始めてみるチャンス。
・新しい楽しみは外出や交流を生み、フレイルや認知症予防、健康寿命を延ばすことにつながる。

やってみたかったことを始めてみませんか?

仕事や家事に追われていたこれまでとは異なり、時間の自由度が高まるのが第二の人生の嬉しい側面です。経済的には以前のほうが余裕があったかもしれませんが、これまでできなかったこと、やってみたかったことに挑戦する絶好のチャンスととらえて、新しいことに取り組んでみるのはいかがでしょうか。

内閣府の2021年度の調査では、全国の60歳以上の方の約50%が、何らかの形で過去1年間に趣味を含む社会活動に参加していました*1。興味のあることを通じて頭や体を動かすのは、いくつになっても楽しいことです。脳の活性化や気分転換に役立つだけでなく、活動を通じて人との交流が生まれれば、フレイル予防にもなります。また、趣味活動への参加は、認知症の予防や健康寿命を延ばす効果があることも知られています*2。

「そうは言っても始め方がわからない」という方におすすめなのは、まずは地域の公民館やコミュニティーセンターなど、公共施設で行われている講座をチェックすること。改めて注目してみると、料理や絵画、フラワーアレンジメントやハンドクラフト、着付け、太極拳やジャズダンス、語学に歴史探訪など、想像以上にいろいろなサークルや講座が開かれていることに気づくはずです。

いずれも費用は低めに設定されていることが多いので、「お試し」のつもりで気軽に参加してみてはいかがでしょうか。

*1:内閣府「高齢者の日常生活・地域社会への参加に関する調査」(令和3年度)
*2:岡﨑昌枝. 日本福祉教育・ボランティア学習学会研究紀要. 2017;29;66-71.

習いごとを始めるときに考えたいこと

【1】自分の興味のあるもの、長年やってみたかったことは何か?
【2】(習い先に特段あてがなければ)公共施設で行われている講座やサークルをチェック。

  自治体の広報誌やウェブサイト、公民館などに設置されているチラシや掲示などで講座を確認してみましょう。
【3】自宅から通うのに不便ではないか?
  オンラインで参加できる講座もあるので要確認。
【4】受講料や教材費などの費用は、考えている予算に合うか?
【5】誰かを誘って一緒に始めるか?

  友人と一緒のほうが気楽に楽しめることもあります。

/自分に合ったものを探せるように、事前にこれらについて考えてみましょう。\

学び直しには大学・大学院という手も

大学や大学院のなかには、シニア枠などを設けて学び直しの門戸を開いているところも増えています。何かについて深く勉強したい、研究してみたいことがあるという方は、社会での実務経験や取得済み資格などから、学歴を問わず受験資格が得られる場合があります。

もちろん入学試験はありますが、小論文や面接が中心で、一般受験とは異なる場合が多いのも特徴。普段の生活では交流することのない年齢や職業の人との学び直しは、きっと大きな刺激となるはずです。

【出典】『図解&イラストですぐわかる 老後の安心ひとり暮らし』監修:名鉄病院 病院長 葛谷雅文

【監修者】
葛谷 雅文(くずや・まさふみ) 名鉄病院 病院長/名古屋大学名誉教授
1989年名古屋大学大学院医学研究科(老年医学)修了。1991年米国立老化研究所に留学。帰国後、名古屋大学医学部(老年科)助手、講師、助教授を経て2011年名古屋大学大学院医学系研究科地域在宅医療学・老年科学分野教授。2022年より現職。老年医学、フレイル研究・診療のエキスパート。高齢者の低栄養問題を早くから指摘し、医療従事者や一般市民への啓発に尽力。日本老年医学会老年科専門医・指導医・名誉会員、日本動脈硬化学会動脈硬化専門医・名誉会員、日本臨床栄養学会指導医・理事、日本サルコペニア・フレイル学会名誉会員、日本栄養治療学会名誉会員ほかを務める。

【書誌情報】
『図解&イラストですぐわかる 老後の安心ひとり暮らし』
監修:名鉄病院 病院長 葛谷雅文


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まだまだ元気だけれど、ひとり暮らしは何かあったときが不安……。
そんなシニア世代のおひとりさまが知っておきたい知識をこの一冊に凝縮!!

一昔前の「お年寄り」は、心身機能の衰えで日々の生活が難しかったり介護が必要になったりしましたが、
近年は生活習慣の変化に伴って元気な方々が増えています。
加えて現代は、約3割のシニアがひとり暮らしをしている時代。
今はまだ元気で自由に動けても、自分でできるちょっとした備えが非常に重要になってくるのです。

本書ではシニア世代のひとり暮らしが意識しておきたい

・健康のこと
・食事のこと
・人付き合いのこと
・お金のこと
・住まいのこと
・病気と医療のこと
・介護のこと
・終活のこと

各トピックに関して図解とイラストでわかりやすく解説します。

「まあまあ元気」で、生活の中に少しの「楽しみ」もあり、そして「人にあまり迷惑をかけないで暮らす」ために、
この本で不安を安心に変えていきましょう!

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