健康と要介護の狭間「フレイル」とは?気づいた今から始められる予防策とセルフチェック【老後の安心ひとり暮らし】

いまの自分を知る フレイル セルフチェック!

●現在のフレイルリスクを自分でチェックしてみよう。
●ここでフレイルの可能性に気づいたら、それはむしろラッキー。健康を取り戻すためのきっかけにしよう。

こんなこと、ありませんか?

当てはまるものがいくつあるか数えてみましょう。

【いつの間にか体重が減っていた】

ダイエットしたわけではないのに半年で2〜3kg減った

【以前より疲れやすくなった】

このところ、理由もないのに疲れやすくなったと感じる

【体を動かすことが減った】

1週間のなかで1度も外出や軽い運動をしないことがある

【歩く速度が遅くなった】

・青信号で横断歩道を渡り切れない
・周りの人にどんどん追い抜かれる

【力が弱くなった】

・椅子から立ち上がるのがやや大変
・ペットボトルのキャップが開けにくい

Satake, et al. Geriatr Gerontol Int. 2020;20(10):992-3. 「改訂版CHS基準」(2020年改訂版)を参考に作成

当てはまるものが3つ以上ある

→フレイルの可能性大!

当てはまるものが1〜2つある

→プレフレイル(フレイル予備軍)の可能性


早速対策を始めよう!

フレイルは日々の生活のなかで少しずつ進行するため、自分では意外と気がつきにくいものです。挙げた項目が3つ以上当てはまるとフレイルの可能性が高い状態です。また、1〜2つ当てはまる場合も要注意。「プレフレイル」と呼ばれる、フレイル予備軍の状態かもしれません。

しかし、もしここでフレイルやプレフレイルに気づけたなら、それはむしろラッキー。健康を取り戻すためのきっかけを得たと前向きにとらえ、早速生活を見直していきましょう。該当する項目がなかった方も、定期的にこれらの項目をチェックして、「いま」の自分の状態を確認するのに役立てましょう。


【出典】『図解&イラストですぐわかる 老後の安心ひとり暮らし』監修:名鉄病院 病院長 葛谷雅文

【監修者】
葛谷 雅文(くずや・まさふみ) 名鉄病院 病院長/名古屋大学名誉教授
1989年名古屋大学大学院医学研究科(老年医学)修了。1991年米国立老化研究所に留学。帰国後、名古屋大学医学部(老年科)助手、講師、助教授を経て2011年名古屋大学大学院医学系研究科地域在宅医療学・老年科学分野教授。2022年より現職。老年医学、フレイル研究・診療のエキスパート。高齢者の低栄養問題を早くから指摘し、医療従事者や一般市民への啓発に尽力。日本老年医学会老年科専門医・指導医・名誉会員、日本動脈硬化学会動脈硬化専門医・名誉会員、日本臨床栄養学会指導医・理事、日本サルコペニア・フレイル学会名誉会員、日本栄養治療学会名誉会員ほかを務める。

ページ: 1 2

【書誌情報】
『図解&イラストですぐわかる 老後の安心ひとり暮らし』
監修:名鉄病院 病院長 葛谷雅文


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